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「彼にはチャンスを与えてきた」不振のド軍コンフォート移籍の可能性をロバーツ監督が否定せず「球団としてより良くなる方法を探し続けるつもりだ」

THE DIGEST編集部

2025.06.30

トレードデッドラインまでにさらなる奮起が求められているコンフォート。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が今季加入するも不振が続いているマイケル・コンフォートについてコメント。トレードデッドラインまで1カ月となった現在、チームが見切りをつける可能性を否定しなかった。

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 左の強打者として期待され、チャンピオンチームに移籍した32歳のコンフォートは今季71試合に出場し打率.173、6本塁打、17打点、OPS.602と良い結果を残せていない。現地6月24日、25日には2試合連続ホームランを放ったものの、会場は究極の"打者天国"として知られるクアーズ・フィールドであり、その2試合を除くと直近の56打数で7安打、打率.125と苦しんでいるのが実情だ。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』によると、ロバーツ監督はコンフォートが移籍する可能性を問われた際、「これは極めて重要(な問題)だ」と否定せず。「彼(コンフォート)には信頼を示し、チャンスを与えてきたと思っているし、彼も正しい方向に進んでいると思う」と辛抱強く起用し続けてきた成果が出てきたとしながらも、コンフォートのさらなる奮起を求めた。

「しかし我々は、期限が近づくにつれて、球団としてより良くなる方法を探し続け、見つけ出すつもりだ。彼(コンフォート)にはそういうことは考えずに、毎晩着実に成長を続けてほしい。とにかく彼にとって重要なのは、良いプレーを続けることだ」

 現在市場には、ジャレン・デュラン(ボストン・レッドソックス)やテイラー・ウォード(ロサンゼルス・エンジェルス)、ルイス・ロバートJr.(シカゴ・ホワイトソックス)ら優秀な外野手が揃っている状況とされている。また、ユーティリティのトミー・エドマン(ドジャース)を外野に移動させ、内野手を起用することも可能であり、ドジャースの選択肢は少なくない。

 開幕3カ月間では、タイトルを狙う球団の一員として十分な活躍ができたとは言えないコンフォート。残り1カ月で自身がチャンピオンチームにふさわしい選手であると証明できるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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