現地6月29日、ロサンゼルス・ドジャースがカンザスシティ・ロイヤルズと対戦して5対1で勝利した。「1番・DH」で出場した大谷翔平は4打数無安打、1三振だった。
地元紙『Los Angeles Times』がこの一戦で称賛したのは、2番手として2回から7回までを無失点に抑えたジャスティン・ロブレスキーだ。
「ロブレスキーがドジャースに意外な勝利をもたらした。正直なところ、29日のロイヤルズとの試合には、特筆するべき場面がほとんどなかった。それこそが24歳の左腕にとって理想の展開だった。オープナーとして初回を投げたルー・トリビーノの後を受けてマウンドに上がると、華やかさはないものの、自己最長タイの6イニングを無失点で切り抜けたのだ」
同紙はロブレスキーについて、「4月8日のワシントン・ナショナルズ戦で5回8失点を喫してマイナーに戻され、それから2か月の間にメジャーで投げたのはわずか1度。そして6月に再昇格すると、6月6日のセントルイス・カーディナルス戦で先発して6回4失点と好投した。それ以降は投げるたびに成長した姿を見せ、直近20イニングで自責はわずか4点。21奪三振を記録し、6月の5登板での防御率は2.73だった」と、直近の充実ぶりを評した。
デーブ・ロバーツ監督も「ジャスティンの自信はいま、最高潮に達している。彼は元々自信に満ちた若者だ」と、6回83球、被安打3、6奪三振、四球1、無失点の左腕を褒め称えた。
【動画】ロイヤルズ相手に6回無失点で勝ち投手になったロブレスキー
ロブレスキーの好調の要因に、同紙はいくつかの改善点を指摘。「投球前に足幅を広く取り、投球動作に揺れるような動きを取り入れたことで、勢いをホームプレートに向けやすくなった。同時に多投するようになったシンカーでゾーンを攻め、労せずにアウトを取る戦略がはまっている。球速も4月のナショナルズ戦では平均93マイル(約149.6キロ)だったが、それ以降の登板では平均96~97マイル(154.5~156.1キロ)。最速は99マイル(159.3キロ)を計測した」と報じた。
ロイヤルズ戦ではロブレスキーの好投を打線が援護。大谷とともに、2番ムーキー・ベッツ、3番テオスカー・ヘルナンデス、5番トミー・エドマンに当たりが出なかったが、4番ウィル・スミスのソロ本塁打や、8番キケ・ヘルナンデスの2ラン、9番ミゲル・ロハスの2安打など計7安打で5得点。ロブレスキーの後を継いだ3番手カービー・イェーツが8回を、4番手ジャック・ドレイヤーが9回を無安打・無失点に抑えて試合を締めた。ロブレスキーは自身3連勝で4勝目を挙げている。
先発陣の駒不足が不安視されているなか、ドジャースは直近7試合で6勝。ナ・リーグ西地区2位のサンディエゴ・パドレスに7ゲーム差をつけて、首位を独走している。
構成●THE DIGEST編集部
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地元紙『Los Angeles Times』がこの一戦で称賛したのは、2番手として2回から7回までを無失点に抑えたジャスティン・ロブレスキーだ。
「ロブレスキーがドジャースに意外な勝利をもたらした。正直なところ、29日のロイヤルズとの試合には、特筆するべき場面がほとんどなかった。それこそが24歳の左腕にとって理想の展開だった。オープナーとして初回を投げたルー・トリビーノの後を受けてマウンドに上がると、華やかさはないものの、自己最長タイの6イニングを無失点で切り抜けたのだ」
同紙はロブレスキーについて、「4月8日のワシントン・ナショナルズ戦で5回8失点を喫してマイナーに戻され、それから2か月の間にメジャーで投げたのはわずか1度。そして6月に再昇格すると、6月6日のセントルイス・カーディナルス戦で先発して6回4失点と好投した。それ以降は投げるたびに成長した姿を見せ、直近20イニングで自責はわずか4点。21奪三振を記録し、6月の5登板での防御率は2.73だった」と、直近の充実ぶりを評した。
デーブ・ロバーツ監督も「ジャスティンの自信はいま、最高潮に達している。彼は元々自信に満ちた若者だ」と、6回83球、被安打3、6奪三振、四球1、無失点の左腕を褒め称えた。
【動画】ロイヤルズ相手に6回無失点で勝ち投手になったロブレスキー
ロブレスキーの好調の要因に、同紙はいくつかの改善点を指摘。「投球前に足幅を広く取り、投球動作に揺れるような動きを取り入れたことで、勢いをホームプレートに向けやすくなった。同時に多投するようになったシンカーでゾーンを攻め、労せずにアウトを取る戦略がはまっている。球速も4月のナショナルズ戦では平均93マイル(約149.6キロ)だったが、それ以降の登板では平均96~97マイル(154.5~156.1キロ)。最速は99マイル(159.3キロ)を計測した」と報じた。
ロイヤルズ戦ではロブレスキーの好投を打線が援護。大谷とともに、2番ムーキー・ベッツ、3番テオスカー・ヘルナンデス、5番トミー・エドマンに当たりが出なかったが、4番ウィル・スミスのソロ本塁打や、8番キケ・ヘルナンデスの2ラン、9番ミゲル・ロハスの2安打など計7安打で5得点。ロブレスキーの後を継いだ3番手カービー・イェーツが8回を、4番手ジャック・ドレイヤーが9回を無安打・無失点に抑えて試合を締めた。ロブレスキーは自身3連勝で4勝目を挙げている。
先発陣の駒不足が不安視されているなか、ドジャースは直近7試合で6勝。ナ・リーグ西地区2位のサンディエゴ・パドレスに7ゲーム差をつけて、首位を独走している。
構成●THE DIGEST編集部
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