現地７月１日、アトランタ・ブレーブスのグラント・ホームズ投手が本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発登板し、６回（106球）無失点の好投を披露。しかし、チームは４ー０で敗れ、白星は付かなかった。
【動画】「真の三振製造機」ブレーブス右腕ホームズの圧巻投球

　ホームズは初回、先頭のザック・ネトを内野フライ、２番ノーラン・シャニュエルをライトフライに打ち取り、続く主砲マイク・トラウトはカウント２－２からスライダー（136キロ）で見逃し三振に仕留め、３者凡退の立ち上がり。

　２回は先頭に四球を与えたが、後続を３者連続三振に仕留め、続く３回を３者凡退。４回は２死から４番ウォードに左前打を許し、５番アデルと６番ソレーアに連続四球を与えて満塁のピンチを招く。しかし最後は７番オホッピーを３球三振に仕留め、この回を無失点で切り抜けた。
  　５回は、８番ルイス・レンヒーフォと２番ノーラン・シャニュエルに安打を許したものの、２死から３番トラウトを内野ゴロに打ち取り無失点。６回も死球で走者を出すが、最後は三振で締め、６回（106球）を投げて、被安打３、３四球、１死球、10奪三振、無失点で降板。防御率を3.47とした。

　29歳右腕の投球にMLB公式もXで「アトランタでこんなオーラで投げる投手を見たことない」と反応。またスペイン語圏のブレーブス専門メディア『Bravos de Atlanta』はXで「ホームズは真の三振製造機だ」と絶賛した。

　他にも地元ブレーブス専門メディア『Battery Power』のスコット・コールマン記者はXで「ホームズは最高だ。なんて素晴らしいストーリーなんだ」と感激。“ピッチングニンジャ”として知られるMLB公認投球アナリストのロブ・フリードマン氏はXで「えげつない86マイル（138キロ）のスライダー」と、圧巻の投球を称えている。

構成●THE DIGEST編集部

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