現地７月１日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でシカゴ・ホワイトソックスと対戦し、６対１で勝利。直近８試合で７勝と好調を維持している。

「１番・DH」で出場した大谷は、ホワイトソックスのルーキー右腕シェーン・スミスと初対戦。第１打席は二ゴロに終わり、第２打席ではフルカウントから空振り三振を喫した。11打席連続無安打の大谷は、しかし第３打席で魅せた。

　第２打席と同じフルカウントから、スミスが投じた内角低めのスライダーを振り抜くと、大きな弧を描いた打球は右翼スタンドへ。打球速度116.3マイル（約187.2キロ）、打球角度42度、飛距離408フィート（約124.4メートル）の30号ソロアーチを打ち込んだ。

　試合後に「対戦経験がない投手に対して、どんな対策を？」と聞かれた大谷は、「最初の２打席は抑えられましたけど、３打席目でいいスイングができた」と振り返った。

　続けて、「きょうは、由伸が素晴らしい仕事をしてくれたのでよかった」と、７回98球、被安打３、８奪三振、１失点で８勝目を挙げた山本由伸の圧巻投球を称えている。

【動画】大谷翔平の30号アーチ、８勝目を挙げた山本由伸の好投！
  　さらに、「山本やパヘスがオールスター選出に向けて頑張っているが、どれくらい期待できそう？」と話を振られると、「ほんとにどちらの選手も、まぁみんなそうですけど、素晴らしい成績じゃないかなと思いますので、ドジャースから多くの選手が（選ばれて）、オールスターで一緒にプレーできればうれしい」と期待した。

　オールスターファン投票でナ・リーグトップの得票数を得た大谷のスタメン出場がすでに確定。さらに、ドジャースからは、ウィル・スミス、フレディ・フリーマン、トミー・エドマン、マックス・マンシー、ムーキー・ベッツ、テオスカー・ヘルナンデス、アンディ・パヘスが２次投票に進んでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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