７月23日・24日に行なわれる『マイナビオールスターゲーム2025』での選手間投票で、DeNAのタイラー・オースティンがセ・リーグのファースト部門で選ばれた。オースティンは昨年に続き２年連続での選出。ベイスターズからはすでにファン投票で牧秀悟が選ばれており、監督推薦発表前に２人目の夢舞台出場が決定した。

【画像】AKB48がハマスタジャック！ 千葉恵理のセレモニアルピッチ連続写真＆スタジアムライブ 　吉報を聞いたオースティンは「オールスターに選出いただきとても光栄です」と第一声。「とりわけ他の選手たちにセントラル・リーグの代表として選出いただいたことを光栄に思います」と各球団のプレーヤーたちに支持されたことを喜んだ。

　来日６年目となる今年は開幕４番として出場したが、４月上旬に下半身のコンディション不良で抹消。５月のゴールデンウィークには再登録されたが、今度は膝を痛めて現在もファームで調整中。度重なる怪我に苦しみ、ここまで29試合出場で打率.211、本塁打２、打点12と本来の姿を披露できていない。しかし昨年は打率.316で首位打者を獲得し、ホームランも25本と打ちまくり、強力ベイスターズ打線の核として活躍。ポストシーズンでも２本のホームランでチームに貢献を果たし、日本シリーズでは打率.375、本塁打１、OPS1.295と爆発したインパクトは大きく、選手間での高評価につながった。

　オールスター初出場の昨年は、第１戦では６番・DHで先発出場。球宴デビュー初打席で先制タイムリーを放つと、翌日の第２戦では代打でオリックスのマチャドから２ランを叩き込む活躍をし、夢舞台で自慢のパワーを見せつけた“TA”。地元・横浜で開催される今年は、一振りで野球ファンの夢を運ぶスイングを披露してくれるはずだ。

写真・文●萩原孝弘
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