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「まるでピンボールのよう」大谷翔平の154.7キロ強烈打球が投手直撃→珍しい形でアウトに…米記者やメディア驚き「クレイジーでユニークだ」

THE DIGEST編集部

2025.07.05

3回の第2打席、大谷の鋭い打球が相手投手のスパイクを直撃した。(C)Getty Images

 まさかの"珍アウト"が話題だ。

 現地7月4日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平はヒューストン・アストロズとの3連戦初戦に「1番・DH」でスタメン出場し、3打数無安打、1四球、1三振。2試合連続のノーヒットに終わり、チームも1対18で大敗した。この一戦では、序盤に驚きのプレーが飛び出し、SNS上で反響を呼んでいる。

 予想外の形でアウトになったのは、3回1死走者なしの第2打席だ。カウント1-1から真ん中低めのナックルカーブを弾き返すと、打球速度96.1マイル(約154.7キロ)を計測するライナー性の打球が相手先発ランス・マクラーズの左かかと付近を直撃。跳ね返った打球をつかんだ遊撃マウリシオ・デュボンは一塁に送球してアウトに。ただ、打球が地面に触れていなかったため、デュポンが直接キャッチした時点でアウトの判定となり、記録上は投直となった。

 この珍しいプレーに、米メディアも続々反応。ドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodger Blue』はXで「アストロズがまるでピンボールでもしているかのような方法で、オオタニをアウトにした。ライナーがマクラーズの足に当たり、打球は地面に触れることなく遊撃手に捕球された」と伝えている。

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 他にも米カリフォルニア州地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者は、「マクラーズが96マイルのロケットをかかとで受け止めた」とXにポスト。米テキサス州地元テレビ局『FOX 26 Houston』の元スポーツディレクター、マーク・バーマン記者は「なんともクレイジーでユニークな方法で、オオタニをアウトにした」と速報した。

 31歳の誕生日を迎える現地5日、大谷は自身初の"バースデー登板"に臨む。今季4度目のリアル二刀流からも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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