かつてのトップ・プロスペクト、ロサンゼルス・エンジェルスのジョー・アデルが本格的にブレイクしたかもしれない。
15試合連続安打中で、5試合連続の打点をマーク。直近30試合では打率.326、出塁率.396、長打率.674で、OPS1.070は、フアン・ソト(OPS1.212)、ヤンディ・ディアス(同1.149)、アーロン・ジャッジ(同1.130)、エウヘニオ・スアレス(同1.076)に次ぐメジャー5位の数字だ。
直近7試合に限っても、打率.433、出塁率.469、長打率.700、OPS1.169と好成績を出しているアデルに対し、米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者は、「アデルがエンジェルスで大谷翔平が果たせなかった役割を果たしている」と、驚きを持って報じた。
「大谷はアナハイム在籍中、エンジェルスが期待していたすべてを備えていたのは明らかだ。しかし、一度もプレーオフに進むことはできなかった。もしアデルがマイク・トラウトの相棒となって大谷が成し遂げられなった偉業、つまりプレーオフ進出を達成したらファンはどう思うだろうか」
【動画】現地7月4日のブルージェイズ戦で見せたアデルの一発!
大谷は2018年から23年までの6シーズン、エンジェルスでプレー。しかし1度もプレーオフに進出することはなかった。
「エンジェルスが成功しなかったのは大谷のせいではない。繰り返すが、大谷は選手として球団が期待していた以上の存在だった。アデルが選手として大谷のレベルにないことは分かっているし、近づけるレベルにないことも分かっている。ただ、今シーズンのエンジェルスはポストシーズン争いに加わっているし、26歳の外野手がブレイクしつつあるのは事実。このブレイクは、確かに現実味を帯びている」
続けてロットマン記者は、「最近のアデルは、メジャー屈指の成績を残している。OPSはこのチームにあって、トラウト以外に見られないような数字だ。もちろん、現状の話であって、シーズンを通しての話ではないが、大それたことを期待してしまうには十分の数字だ」と、かつての有望株に大きな期待を寄せた。
エンジェルスは現地7月5日時点で43勝44敗。ア・リーグ西地区で3位ながら、ワイルドカード争いでは4位タイ。プレーオフ出場圏内まで2.5ゲーム差と、ポストシーズンを十分狙える位置につけている。
「まだシーズンは残っているし、アデルが大谷でないのも理解している。それでも久しぶりに大きなチャンスを手にしているように見える。その原動力になっているのは、アデルのブレイクアウトだ」
いまの好調ぶりは、はたして本物なのだろうか。今後のアデルとエンジェルスに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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直近7試合に限っても、打率.433、出塁率.469、長打率.700、OPS1.169と好成績を出しているアデルに対し、米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者は、「アデルがエンジェルスで大谷翔平が果たせなかった役割を果たしている」と、驚きを持って報じた。
「大谷はアナハイム在籍中、エンジェルスが期待していたすべてを備えていたのは明らかだ。しかし、一度もプレーオフに進むことはできなかった。もしアデルがマイク・トラウトの相棒となって大谷が成し遂げられなった偉業、つまりプレーオフ進出を達成したらファンはどう思うだろうか」
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大谷は2018年から23年までの6シーズン、エンジェルスでプレー。しかし1度もプレーオフに進出することはなかった。
「エンジェルスが成功しなかったのは大谷のせいではない。繰り返すが、大谷は選手として球団が期待していた以上の存在だった。アデルが選手として大谷のレベルにないことは分かっているし、近づけるレベルにないことも分かっている。ただ、今シーズンのエンジェルスはポストシーズン争いに加わっているし、26歳の外野手がブレイクしつつあるのは事実。このブレイクは、確かに現実味を帯びている」
続けてロットマン記者は、「最近のアデルは、メジャー屈指の成績を残している。OPSはこのチームにあって、トラウト以外に見られないような数字だ。もちろん、現状の話であって、シーズンを通しての話ではないが、大それたことを期待してしまうには十分の数字だ」と、かつての有望株に大きな期待を寄せた。
エンジェルスは現地7月5日時点で43勝44敗。ア・リーグ西地区で3位ながら、ワイルドカード争いでは4位タイ。プレーオフ出場圏内まで2.5ゲーム差と、ポストシーズンを十分狙える位置につけている。
「まだシーズンは残っているし、アデルが大谷でないのも理解している。それでも久しぶりに大きなチャンスを手にしているように見える。その原動力になっているのは、アデルのブレイクアウトだ」
いまの好調ぶりは、はたして本物なのだろうか。今後のアデルとエンジェルスに注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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