専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

ジャッジの2年連続MVPに立ちはだかる...35発の“マリナーズ捕手”「本当に本当に難しいことをやっている」と元ド軍コーチも絶賛

THE DIGEST編集部

2025.07.06

ヤ軍・ジャッジ(右)の対抗馬としてMVP争いに参戦する可能性があるマリナーズ・ラリー(左)。(C)Getty Images

ヤ軍・ジャッジ(右)の対抗馬としてMVP争いに参戦する可能性があるマリナーズ・ラリー(左)。(C)Getty Images

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが2年連続となるア・リーグMVPの最有力候補と目されている中、シアトル・マリナーズの正捕手カル・ラリーがその座を揺るがす存在として注目を集めている。
【動画】マリナーズ正捕手ラリーの34号、35号本塁打!

 マリナーズのラリーは、現地7月4日のピッツバーグ・パイレーツ戦(6−0)で、キャリアハイを更新するシーズン34号、35号の本塁打をマーク。試合後、元メジャーリーガーでロサンゼルス・ドジャースのコーチも務めたクリス・ヒメネス氏は、米MLB専門ラジオ番組で「ラリーがMVP議論を呼び起こす時期に来たのではないか」と語ったと同5日、米メディア『ClutchPoints』が報じた。
 
 同氏は続けて「今季の打撃成績がこれだけ素晴らしいのに、捕手として守備面でも一切レベルを落としていないという事実がある。シーズン半ばになると『今のMVPは誰だ』という議論をしたくなるものだけど、多くの人はジャッジを推すし、それは当然の選択だ。ただ、みんなラリーがやっていることがどれだけ難しいかを理解していない。打撃だけでも35本のホームランを打つのは本当に大変だが、35本打ってなおかつ毎日試合に出て野球界最高の捕手であり続けるのは、本当に、本当に、本当に、本当に、本当に難しいんだ」とラリーの今季の活躍を称えたという。

 また同メディアは「ラリーは前半戦の活躍だけでもMVP候補に十分値する。この日(同4日のパイレーツ戦)殿堂入り選手のケン・グリフィーJr.が持つ『球宴前の球団本塁打記録』に並ぶ活躍を見せた」と指摘し、以下のように続けて称賛した。

「ラリーは捕手として卓越したフレーミング技術を持ち、マリナーズ投手陣からの信頼も厚い。もしラリーが後半戦もこの勢いを維持できれば、ジャッジの対抗馬として本格的にMVP争いに名乗りを上げることになるだろう」

 今季35本塁打でア・リーグ本塁打王争いをけん引するラリー。この勢いを維持してどこまで数字を積み上げるのか、今後のパフォーマンスにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】鈴木誠也がカ軍戦で放った左中間への適時二塁打!

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    7月10日(木)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    2025年7月3日(木)発売!

    定価:890円 (税込)
  • smash

    6/20(金)発売!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    6月27日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    5月23日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)