米スポーツメディア『Bleacher Report』のティム・ケリー記者は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が2025年シーズンでメジャーリーグ史上２人目となる４度目のMVP受賞を果たすと予想した。
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　同記者の予想について、米メディア『Sports Illustrated』も「オオタニ・ショウヘイ、25年にMLB史上初の大記録を打ち立てる可能性」と題した記事の中で紹介。その上で、以下のように大谷が成し遂げる可能性がある偉業について説明した。

「これまでに４回以上のMVP受賞を達成したのは、22シーズンで７回受賞したバリー・ボンズ氏のみで、ボンズ氏は36歳の16シーズン目で４回目を受賞。オオタニがこの記録を達成すれば、MLB歴代最多本塁打王の半分の期間で同じ偉業を成し遂げることになる」

　大谷は今季ここまで指名打者として89試合に出場し、打率.278、30本塁打、56打点、86得点、103三振、56四球、12盗塁、OPS.991（出塁率.380＋長打率.610）の好成績をマークしている。本塁打数はナ・リーグトップを独走中だ。
  　また投手としても、４試合に先発登板し、防御率1.50、０勝０敗、６奪三振、WHIP0.83の内容を記録。投打の二刀流での活躍で注目を集めている。

　そんな大谷について同メディアは「４度目のMVP受賞にふさわしい活躍を見せている。25年シーズンには投手としても復帰し、MVPの可能性をさらに高めている」と高評価。最後にこう記し、締めくくった。

「オオタニが今季４度目のMVPを獲得すれば、ボンズ以外では同賞を３年連続で受賞する唯一の選手となる」

　大谷は歴史的な記録が懸かる今季、再びMVPを獲得することはできるのか。その一挙手一投足から、ますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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