後半戦、待望の一発だ。

　現地７月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に１番・指名打者で先発出場。第２打席で、４試合ぶりとなる33号２ランホームランを放った。

【動画】大谷翔平が後半戦２戦目で待望の一発！33号２ラン

　４点ビハインドの３回無死一塁で、大谷は相手右腕フレディ・ペラルタの初球チェンジアップを振り抜いた。打球はぐんぐん伸びていき左中間スタンド上段まで運んだ。

　打った瞬間に確信する一発は打球速度113.9マイル（約183キロ）、今季自己最長タイの飛距離448フィート（約137メートル）を記録。ナ・リーグトップタイに並ぶ33号にドジャー・スタジアムのファンは総立ちとなり、反撃の狼煙を上げた背番号17に大歓声が送られた。
  　後半戦２戦目で出たホームランに現地メディアも大興奮だ。ドジャース専門メディア『DodgersBeat』は「ショウヘイ・オオタニのランの時間だ」と綴り、大谷がダイヤモンドを一周するシーンをSNSにアップした。米カリフォルニア州放送局『NBC Los Angeles』のマイケル・J・ドゥアルテ記者は「オオタニが今季33本目の本塁打を放ち、眠っていた観客を目覚めさせた」と自身のXに呟き、球場の熱狂を伝えた。

　大谷は４対６で迎えた６回２死一、二塁の好機での第３打席で左適時。この日３打点を挙げ、７試合ぶりにマルチ安打となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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