現地７月19日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に１番・指名打者で先発出場。３回の第２打席で左中間スタンド上段まで叩き込む33号２ランを放った。飛距離は今季自己最長タイとなる448フィート（約137メートル）を記録した。

【動画】大谷翔平が７戦ぶりマルチ安打！３回にはリーグトップに並ぶ33号弾

　打った瞬間に確信する一発だった。大谷はブルワーズ先発フレディ・ペラルタの初球チェンジアップを鋭く振り抜くと、逆方向にぐんぐん伸びいった打球は左翼席上段まで運んだ。

　これがオールスター後初の本塁打で、33号弾はエウヘニオ・スアレス（アリゾナ・ダイヤモンドバックス）に並ぶリーグトップタイだ。
  　シーズン後半戦で飛び出した豪快な一発。スペイン語圏のスポーツメディア『BNE Sports』は大谷らしい圧倒的な飛距離に注目し、公式Xに「オオタニがかっ飛ばしたぞ！」と興奮気味に書き出す。ナ・リーグ最多タイの本塁打になったことを伝えたうえで、「彼が木製バットでやっていることは本当にすごい！クレイジーすぎる」と絶賛の言葉を続けた。

　３年連続の本塁打王に向け、ばく進する大谷。ライバルとの熾烈なタイトル争いを制して今年もキングの座につくのか。その打棒に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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