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「今季最悪の登板」千賀滉大、3回4失点の乱調に地元メディア嘆き「いつもの鋭い投球は見られなかった」本人も反省「考えすぎて、結果につながらなかった」

THE DIGEST編集部

2025.07.22

現地21日のエンジェルス戦に先発登板した千賀。(C) Getty Images

現地21日のエンジェルス戦に先発登板した千賀。(C) Getty Images

 現地7月21日、ニューヨーク・メッツの千賀滉大が本拠地で行なわれたロサンゼルス・エンジェルス戦に先発登板し、3回を投げて被安打4(被本塁打1)、4失点の内容で降板。チームは7−5で勝利し、打線の援護もあり黒星は付かなかった。

 初回、エンゼルスの先頭ザック・ネトに四球を与えたものの、2番ノーラン・シャニュエルをゴロで打ち取り、3番マイク・トラウトは空振り三振、4番テイラー・ウォードもゴロに抑え、無失点で切り抜けた。

 2回は5番ジョー・アデルを見逃し三振、続くヨアン・モンカダをレフトフライで打ち取ったが、2死走者なしから7番ローガン・オホッピーに初球を捉えられ、センターバックスクリーンへ運ばれて先制ソロを許した。その後、8番ラモント・ウェードは空振り三振に仕留めた。

 0−1で迎えた3回は先頭の9番ルイス・レンヒーフォに内野安打を許し、次打者ネトはゴロで打ち取った。2番シャニュエルは空振り三振に仕留めて2死としたが、二塁に走者を置いた場面で3番トラウトに四球を与え、4番ウォードに左前適時打を浴びて2点を失った。

 さらに2死三塁から5番アデルに右前適時打を許し、この回だけで3失点。ここで千賀は降板となった。3回を73球投げて、4被安打(1被本塁打)、5奪三振、3四球、4失点の内容で、防御率は1.39から1.79に悪化した。
 
 この千賀の投球内容について地元メディア『SNY』は「メッツのエース、センガ・コウダイは今季最悪の登板に。メカニズムと考えすぎが原因と語る」と題した記事を更新し、「いつもの鋭い投球は見られなかった」と報じた。

 同メディアによれば、試合後にメッツのカルロス・メンドーサ監督は千賀について「すべての球種で苦しんでいるように見えた。時折良いスプリットもあったが、勝負にならない球も多かった」と語り、さらにこう続けた。

「ファストボールをあまり使えていなかったし、カットボールもまったく機能していなかった」

 千賀自身も試合後、通訳を介して「今日はいろんなことを考えすぎて、結果につながらなかった」と反省の言葉を口にし、続けてこう語った。

「何も考えなくて済むくらい圧倒的な投球をするのが理想です。でも、それは簡単なことじゃない。自分のことを考えすぎず、相手打者に集中することが一番大事」

 また千賀は「ストレートが少なかったかもしれない。そこは捕手や投手コーチと話し合う必要がある」と振り返った。

 さらに、次回登板に向けては「何が悪かったのかを見直して、二度と同じことが起きないようにする」と前向きな姿勢を見せた。次戦での巻き返しに期待がかかる。

構成●THE DIGEST編集部

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