シカゴ・カブスは７月31日までのトレード期限までに三塁手の補強に動く可能性が高まっている。そんな中、アリゾナ・ダイヤモンドバックスの強打者エウヘニオ・スアレス（34）に関心を寄せていると、米紙『New York Post』のジョン・ヘイマン記者をはじめ、複数の米メディアが報じた。
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　同21日、ヘイマン記者は自身のXで「ニューヨーク・ヤンキース、シアトル・マリナーズ、カブスが、スアレスについてダイヤモンドバックスに問い合わせを行なっているようだ」と投稿。スアレスは現在、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）と並び、ナ・リーグトップタイの36本塁打を記録している強打の三塁手だ。

　米メディア『heavy』も「カブス、スタースラッガーのトレードを検討」と題した記事を更新し、カブスの補強方針について次のように伝えている。
  「最優先事項は、刻一刻と迫るトレード期限までに投手陣の補強であることは間違いない。しかし同時に、チームの強みである攻撃力の強化にも強い関心を寄せている」

　同メディアは、また今季68試合に出場し、打率.221、４本塁打、OPS.616（出塁率.291＋長打率.324）と低迷している三塁手マット・ショウについて「チームの打線の中で唯一の弱点となっている現在の正三塁手ショウからの大幅なアップグレードとなる」と指摘した。

　この動きにネット上ではカブスファンも反応。「安ければ...」「ぶっちゃけ、かなり合うと思う」「もし今年優勝を勝ち取るつもりなら、獲得すべきだ」「ショウとトレードだ」「コスト次第だ」「まず先発投手が必要だ」「カブスにスアレスは必要ない」などと、さまざまなコメントが寄せられている。

　現在、カブスは60勝41敗でミルウォーキー・ブルワーズと並びナ・リーグ中地区の首位タイ。ポストシーズン進出へ向け、今後どのような補強に動くのか、注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

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