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MLB

「驚くほどずさんな投球」LA地元紙がドジャースのブルペン陣を酷評「ツインズはほぼスイングすることなく6点を奪った」「最も悲惨な敗戦のひとつ」

THE DIGEST編集部

2025.07.23

満塁のピンチで登板したヘンリケスだったが、投ゴロを一塁に悪送球。走者全員の生還を許してしまった。(C)Getty Images

満塁のピンチで登板したヘンリケスだったが、投ゴロを一塁に悪送球。走者全員の生還を許してしまった。(C)Getty Images

 現地7月22日、ロサンゼルス・ドジャースがミネソタ・ツインズに7対10で敗れた。先発の山本由伸が5回3失点と試合を作るも、リリーフ陣が失点を重ねてしまった。

 3対3で迎えた6回、2番手として登板したベン・カスパリウスが、4番カルロス・コレアに四球、5番タイ・フランスに二塁打を打たれ、6番マット・ウォールナーに四球で無死満塁とすると、続く7番ロイス・ルイスに押し出の四球を出してしまった。

 ここでカスパリウスが右ハムストリングに違和感を覚えて緊急降板。前日のタナー・スコットに続いて、2日連続でリリーフ投手が負傷で降板となった。

 3番手としてマウンドに上がったのは、加入後初登板のアレクシス・ディアス。しかし、ツインズに傾いた流れを食い止められなった。ディアスは8番ハリソン・ベイダーの三ゴロの間に1点を許し、9番クリスチャン・バスケスに適時打を打たれて3対6となった。

 7回にはディアスからマウンドを引き継いだ4番手のウィル・クラインも、1死から3者連続四球と大乱調だった。さらに、代わった5番手エドガルド・ヘンリケスが続くルイスを投ゴロに抑えたものの、捕球でもたついた後に一塁に悪送球。走者全員が本塁に帰り、5対9とふたたびリードを許してしまった。

【動画】一塁への暴投後、頭を抱えたヘンリケス
 
 9回には6番手のジャック・ドレイヤーが4番コレア、5番フランスに連続安打を打たれて5対10。9回裏の2死から大谷翔平が日本選手初のメジャー4試合連続アーチを放って7対10としたが、ドジャースの反撃はここまでだった。

 試合後に地元紙『Los Angeles Times』は、「ドジャースのブルペンが不振」と出した記事で、「驚くほどずさんな投球」「ツインズは6回と7回、ほぼスイングすることなく、6点を奪った」「リリーフ投手はストライクをとることができずに連続四球。そして明らかな失策」「今シーズン最も悲惨な敗戦のひとつとなった」とリリーフ陣を酷評した。

「とにかく見苦しい試合だった。四球を出し、守備も不安定。いい試合ではなかった」とデーブ・ロバーツ監督の見解を記載した同紙は、「この試合で、さまざまな面で失望を招いた。ドジャースにとって、ここ数年で最悪の月間成績(7月は6勝11敗)になりつつある」と不安視した。ドジャースは後半戦4試合で1勝3敗と波に乗れていない。

構成●THE DIGEST編集部

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