メジャー屈指の左腕を粉砕した。

　大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が現地７月26日に行なわれた敵地でのボストン・レッドソックス戦に１番・指名打者で先発出場。第１打席で38号ソロホームランを放った。チームは逆転負け（●2-4）を喫したが、今季10本目となる先頭打者アーチを間近で見た米記者から驚きの声が上がっている。

【動画】大谷翔平、メジャー屈指の左腕から今季10度目の先頭打者ホームラン！

　プレーボール直後、敵地ファンが騒然となる花火が打ち上がった。初回、レッドソックスのエース左腕ギャレット・クローシェイが投じた97.1マイル（約156キロ）の直球を捉えると、高々と舞い上がった打球は中堅スタンドに一直線で飛び込んだ。

　打球速度108.5マイル（約174.6キロ）、飛距離414フィート（約126.2メートル）、角度36度の豪快弾。大谷は打球の行方を見届けると、ゆっくりダイヤモンドを一周した。
  　量産態勢の７月はこれで９本目となり、リーグ本塁打王をひた走る大谷。専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス氏は自身のXに「ショウヘイ・オオタニがすぐにホームランを放った。彼はセンター方向に放物線を描き、ドジャースは試合が始まって３球目で１-０とリードしている」と早速投稿。試合が始まって約30秒後のソロ弾に衝撃を隠せなかった。

　米データ分析会社『Codify Baseball』からも「素晴らしい一打だ！」と絶賛の言葉が送られた大谷の完璧スイング。３年連続ホームランキングへ、日本人スラッガーのばく進は止まらない。

構成●THE DIGEST編集部

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