グラウンド上で起きた怪物同士の交流が小さくない関心を集めている。

　現地７月28日、大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）が敵地でのシンシナティ・レッズ戦に２番・指名打者でスタメン出場。１安打２打点（２四球）の活躍で５対２の勝利に貢献した。５回の第３打席で勝ち越しタイムリーを放った直後には、微笑ましいシーンがあった。

【動画】大谷翔平とデラクルーズが塁上で“笑顔”の交流

　１対１で迎えた５回１死一、三塁で大谷は２球目の直球を軽くスイング。打球速度110.7マイル（約178.2キロ）の弾丸ライナーはセンターの頭上を越える２点適時二塁打でドジャースが勝ち越した。

　大谷を塁上で迎えたのは、レッズのスーパースターであるエリー・デラクルーズだった。球界屈指の身体能力を誇る怪物は大谷と笑顔で談笑。スター同士は塁上で貴重な時間を過ごした。

　グラブで口元を隠しながら、何やら言葉を交わす様子は現地の中継カメラにしっかり捉えられた。その様子をMLBもキャッチ。公式SNSに該当シーンを切り取って早速シェアすると、多くの「いいね！」が付いた。
  　両選手のほっこりするような光景には現地レポーターも反応。ロサンゼルスのニュースメディア『KCAL News』でスポーツレポーターを務めるジル・ペインター・ロペス氏は自身のXのなかで、大谷とデラクルーズのやり取りについて言及。「デラクルーズが二塁でショウヘイ・オオタニと話しているのを見るだけで、笑顔になっちゃうわ。何を話してるのか全然分からないけど、二人とも笑顔で野球が大好きで、ただただその雰囲気を楽しんでるわ」と報告した。

　野球の猛者たちが集う真剣勝負の中で起きたスーパースター同士の交流。ファンだけでなく、識者も胸を熱くさせたシーンだった。

構成●THE DIGEST編集部

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