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MLB

【DeNA】筒香嘉智が研ぎ澄ます“内側の感覚” 日本復帰3年目の確かな手応えと相川野球を支えるキャプテンの矜持「意識は選手の中でもかなり浸透しているのでは」

萩原孝弘

2026.02.22

今年は内野手登録となるキャプテン筒香。写真:萩原孝弘

今年は内野手登録となるキャプテン筒香。写真:萩原孝弘

☆“勝つため”にフォーカスするキャプテン

 自らのコンディションは順調に磨かれている。しかし今季の目標は「リーグ優勝」ただひとつ。

 昨秋の契約更改の席で「ノリの野球と、勢いの野球は全く違う」との興味深い言葉を残した。一時的な「ノリ」ではなく、必然が積み重ねられた「勢い」。個々がやるべき準備を全うすることは当然として、その先にある高い意識の共有を求める。
 
 今回のキャンプでも、筒香はチームの変化を敏感に感じ取っていた。この日の初回に見せた戸柱恭孝に代表されるような激走に「去年から河田(雄祐)コーチがかなり強く言われていましたし、その中で今年から相川(亮二)監督になられて、その辺を一段階、二段階、細かいところの意識を上げていこうと。選手もかなり変わってきていると思います」。

 相川新監督が掲げる「もう一歩先の意識」をベテランが体現する。「この時期は自分への挑戦もありますし、サバイバル、生き残りを賭けてという部分もあります。でもそれをするのはプロとして当たり前のこと」と野球人としての矜持をサラリと示し、「個の力はチームにとって非常に大きなモノですけれども、ベイスターズが掲げていることはプロとして段階を上げていくことです。その意識は、選手の中でもかなり浸透しているのではないでしょうか」。三浦前監督の目指した“一心野球”を土台にし、ブラッシュアップで頂点を狙う。

 昨年は宮﨑敏郎の離脱に伴い、ホットコーナーを守る時期もあった。今年からは外野手登録から内野手登録となり、より内野での起用が増えることになる。昨年からピッチャーや内野手、ときには外野手にも頻繁に声を掛けていた。18日のゲームでもサードに入り、打たれた竹田祐に「大丈夫!」、カバーに入ったレフトの度会隆輝に「ナイスカバー」と鼓舞。呼応するようにショートの石上泰輝も「このバッター足速いです」と筒香に情報を提供するなど、“ゴウイズム”も浸透しているように見えた。

 キャプテンが内野に入ることでの相乗効果。「チームの方向やこの試合に勝つために変わるのであれば、どんどんやっていきたいと思います。若手にもそういう姿が出てきていると感じるので、チームはいい方向に向いているのではないかなと思っています」。今年もプレーで言葉で、チームを引っ張っていくと頷いた。

 2024年の日本一。その際にコーチとして内側を見ていた相川現監督は「ゴウのおかげですよ」と呟いていた。目に見える数字以上に、チームに与える影響が大きい25番。2026年、筒香嘉智が作り出す「必然の勢い」に乗り、あの場所へたどり着く。

取材・文●萩原孝弘

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