②約1週間の休養が大谷、フリーマンには追い風?
ワイルドカード・シリーズを免除され、レギュラーシーズン終了から約1週間の調整期間を得たドジャース。右膝の故障を抱え、後半戦59試合で1本塁打に終わったフレディ・フリーマン、右上腕二頭筋や左膝など満身創痍の大谷翔平らにとっては、言わば「恵みの雨」だったに違いない。
実際、大谷は「休みも入れながら充実した数日だったと思います」「かなり良くはなっていると思う。スイングもスムーズになっている」と話しており、強打復活に期待がかかる。
一方、ムーキー・ベッツ、カイル・タッカー、テオスカー・ヘルナンデスが9月の好調を持続できるかどうかも注目される。ベッツは速球への対応力向上、タッカーはバットスピードの上昇が復調の要因とされている。大谷、フリーマンが復活し、9月好調組が調子をキープできれば、ドジャース打線にとっては理想の展開となる。
ちなみに、今季の対ブレーブス戦の成績を見ると、大谷、フリーマン、タッカーの左打者3人が揃って打率1割台で本塁打なし。その意味でも、大谷の働きはやはりカギになりそうだ。
③レギュラーシーズンはブレーブスに軍配も10月は「別物」?
今季の両チームの直接対決はブレーブスが5勝1敗と大きく勝ち越し。特に8月25~27日の3連戦では、25~26日はスコットが2日続けて攻略されて負け投手、27日はセールが山本由伸との投げ合いを制して1ー0の完封勝利を挙げ、3試合とも1点差ながらブレーブスがスイープした。
特に際立つのがドジャース打線の不振で、得点数は6試合で15点のみ、4点以上取った試合は1度しかない。もっとも、この時期はドジャース打線が調子を落としていた時期でもある。10月の大舞台となればまた別物と考えるのが自然だろう。
ブレーブス打線ではボールドウィンが打率.364(22打数8安打)、山本からの一発を含む2本塁打、OPS1.209。主砲オルソンも佐々木朗希、ジャスティン・ロブレスキーから一発を放ち、ハリス2世も本塁打こそないが打率.348(23打数8安打)とよく打っている。いずれも左打者で、その意味でもスクーバル、スネルで勢いを止めたいというデーブ・ロバーツの考えは理解できる。
休養十分のドジャースが勢いに乗るブレーブスを止めるか。3連覇へ向け、王者のポストシーズンが幕を開ける。
文●久保田市郎
1976年、東京都出身。2002年にSLUGGER編集部に加入、編集長を務めた後、26年にフリー・エージェントとなる。日本の雑誌メディアで最初にOPSやDRSを紹介した一人。
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実際、大谷は「休みも入れながら充実した数日だったと思います」「かなり良くはなっていると思う。スイングもスムーズになっている」と話しており、強打復活に期待がかかる。
一方、ムーキー・ベッツ、カイル・タッカー、テオスカー・ヘルナンデスが9月の好調を持続できるかどうかも注目される。ベッツは速球への対応力向上、タッカーはバットスピードの上昇が復調の要因とされている。大谷、フリーマンが復活し、9月好調組が調子をキープできれば、ドジャース打線にとっては理想の展開となる。
ちなみに、今季の対ブレーブス戦の成績を見ると、大谷、フリーマン、タッカーの左打者3人が揃って打率1割台で本塁打なし。その意味でも、大谷の働きはやはりカギになりそうだ。
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特に際立つのがドジャース打線の不振で、得点数は6試合で15点のみ、4点以上取った試合は1度しかない。もっとも、この時期はドジャース打線が調子を落としていた時期でもある。10月の大舞台となればまた別物と考えるのが自然だろう。
ブレーブス打線ではボールドウィンが打率.364(22打数8安打)、山本からの一発を含む2本塁打、OPS1.209。主砲オルソンも佐々木朗希、ジャスティン・ロブレスキーから一発を放ち、ハリス2世も本塁打こそないが打率.348(23打数8安打)とよく打っている。いずれも左打者で、その意味でもスクーバル、スネルで勢いを止めたいというデーブ・ロバーツの考えは理解できる。
休養十分のドジャースが勢いに乗るブレーブスを止めるか。3連覇へ向け、王者のポストシーズンが幕を開ける。
文●久保田市郎
1976年、東京都出身。2002年にSLUGGER編集部に加入、編集長を務めた後、26年にフリー・エージェントとなる。日本の雑誌メディアで最初にOPSやDRSを紹介した一人。
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