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プロ野球

【若手有望株ランキング:1~10位】“怪物”佐々木をはじめ19年ドラフト組やファームの首位打者がトップ10入り

城ノ井道人

2020.05.10

大学代表でも活躍した森下(左)、大型遊撃手として期待される太田(右)の順位は?写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)、徳原隆元

大学代表でも活躍した森下(左)、大型遊撃手として期待される太田(右)の順位は?写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)、徳原隆元

6位:森下暢仁[広島・先発投手]
(もりした・まさと/23歳/右投右打)
 多くの識者が新人王有力候補に名を挙げる即戦力ルーキー。150キロ台の速球と多彩な変化球を武器に、オープン戦でも結果を残した。伸びのある高めの速球とカーブのコンビネーションは、体格も似た岸孝之(楽天)を思わせる。変化球の精度が上がれば即エースだ。

7位:山下航汰[巨人・外野手]
(やました・こうた/20歳/右投左打)
 昨季は高卒育成ルーキーながらイースタン・リーグの首位打者(.332)を獲得。打席での落ち着き、柔らかな打撃はベテランの風格すら漂う。高校時代は通算75本塁打を放ったスラッガーで、小柄な体格以上にパワーを秘める。岡本和真との3・4番コンビ結成を期待したい。

8位:戸郷翔征[巨人・先発投手]
(とごう・しょうせい/20歳/右投右打)
 独特のアーム投げからの力強い速球とスプリットが武器のパワーピッチャー。昨季は高卒1年目ながら一軍初勝利、日本シリーズでもマウンドに上がるなど予想以上に活躍した。今年のオープン戦で10失点炎上した試合で見せたように、変化球の精度には課題も。
 
9位:太田椋[オリックス・遊撃手]
(おおた・りょう/19歳/右投右打)
 理想像は「浅村栄斗(楽天)」という打撃で、右方向へも強い打球を飛ばすスラッガーの卵。高卒1年目ながら二軍64試合で6本塁打、OPS.743の好成績を残した一方、遊撃で14失策、守備率.919は要改善。不運もあるとはいえ、2年連続の故障も不安材料だ。

10位:安田尚憲[ロッテ・三塁手]
(やすだ・ひさのり/21歳/右投左打)
 高卒2年目の昨季はイースタンリーグ二冠王(19本塁打・82打点)を獲得。ライナーで伸びていく本塁打には底知れぬパワーを感じ、あわやZOZOマリン場外という特大弾を放ったことも。ただし三塁守備は要改善で、今春のオープン戦でもやや精彩を欠いていた。

【プロ野球プロスペクト・ランキング:11~25位】に続く

文●城ノ井道人
 
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