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プロ野球

【ソフトバンクの2010年代ベストメンバーは?】10年代で日本一6回の強豪だけに選考にも一苦労

SLUGGER編集部

2020.06.08

 外野も層が厚く、泣く泣く選外となった候補は多数いる。センターの柳田悠岐は鉄板としても、レフトには昨年の日本シリーズMVPに輝いたグラジアル、ライトでは10年ベストナインの多村仁志など、印象的な活躍を見せた選手は多い。だが、長谷川は13年に首位打者&最多安打、中村は14年の最多安打とそれぞれタイトルを獲得しており、さらに実働期間が対抗馬の2人よりも長かった。

 投手陣も全員がタイトルホルダーだ。和田はトミー・ジョン手術やメジャー移籍もあって実働5年ながら2度の最多勝を獲得し、10年にはMVPに輝いている。千賀は17年に最高勝率、昨季は奪三振王に戴冠。10~14年に5年連続2ケタ勝利を記録した摂津は、12年に17勝で最多勝投手となり、沢村賞にも選ばれた。
 
 15~17年にはサファテ、18年には森と、救援の2人が4年連続でセーブ王を独占。特に17年のサファテは史上最多記録となる54セーブを挙げてMVPにも輝いた。あまりにも人材が豊富すぎて、10年代序盤にエースだった杉内俊哉や、11年最多勝投手のDJ・ホールトン、中継ぎエースとして活躍したブライアン・ファルケンボーグや五十嵐亮太も、残念ながら選外とせざるを得なかった。

構成●SLUGGER編集部

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