「ローテーションの間隔は、ずっと中６日で回ってたわけじゃないので、今は全然気にならないです。今回はファームでもゲームがない週だったので、シートバッティングみたいな形を作ってもらって、対打者というところはしっかり感覚を失わないように調整させてもらいました」。西武打線の印象は「昨年までのイメージで、打線が強力というのは感じますし、どの打順からも得点につなげられる打線だと思うので、気を抜くことはないですけど、どのイニングも集中して投げるんで、そういう感じでやっていこうと思います」と力強く語った。

「前回、楽天戦でもランナーを出してから苦しんだので、先頭を頑張りたいのと、ランナー出してからも慎重になり過ぎずに大胆に行きたいと思います」
  　36歳とベテランの域に入った増井だが、若手にアドバイスを送ることも頻繁にあり、投手陣にとっては欠かせない存在だ。あの山本由伸も先発転向を果たした昨シーズン直前に増井からアドバイスを受けている。抑えへのこだわりをひとまず封印し、新たな役割でチームに貢献しようと奮闘する36歳の右腕を応援せずにはいられない。

文●どら増田

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