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プロ野球

【パ・リーグ今週の注目カード】藤原が奮闘しながら得点力不足に苦しむロッテ打線は復調できるか

氏原英明

2020.10.13

●ロッテ-日本ハム
(16~18日/ZOZOマリン)


 ロッテは初戦先発予想の二木康太が5連勝中と好調をキープしている。前回登板では首位ソフトバンクを相手に7回3安打1失点の快投を披露。エースらしい投球が板についてきた。澤村拓一、唐川侑己、益田直也らを擁するブルペンは10月の防御率が1.64と絶好調なだけに、しっかりゲームを作れば勝利の可能性はぐっと高まる。
 
 一方の日本ハムは、打撃タイトル争いを繰り広げる選手が複数いる。主砲の中田翔は本塁打と打点で、大阪桐蔭高の後輩・浅村栄斗(楽天)を追う。ホームランは2本差、打点は1つと十分、射程圏内だ。出塁率でリーグ2位の吉田正尚(オリックス)に.015差をつける近藤健介は、逆に打率では吉田を.015差で追う。6度目の30盗塁に到達した西川遥輝は周東佑京(ソフトバンク)を4つ差で追いかけている。

 また、18日の日本ハム先発はまだ不透明。万が一、吉田輝星の一軍昇格があれば、2年前の甲子園夏の決勝で対決した藤原恭大との再戦が実現する。

取材・文●氏原英明(ベースボールジャーナリスト)

【著者プロフィール】
うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『スラッガー』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。近著に『甲子園という病』(新潮社)、『メジャーをかなえた雄星ノート』(文藝春秋社)では監修を務めた。

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