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プロ野球

【セ・リーグ各球団で在籍が最も長い助っ人は?】巨人はクロマティ、阪神はバースが野手最長。広島はV3に貢献した投打の主軸がトップ

SLUGGER編集部

2021.03.05

▼DeNA
投手:スペンサー・パットン(4年/17~20年)、エドウィン・エスコバー(17年~)
野手:ロバート・ローズ(8年/93~00年)

 ともに17年に入団したリリーバー2人が球団の投手では最長。エスコバーは当初は日本ハムへ入団し、トレードで途中移籍してきたため、正確な在籍年数はおよそ3年半になる。ただ、パットンは昨季限りで退団したのに対し、エスコバーは今季も残留しているため、ほどなく投手単独1位になることが確実だ。球団最長の在籍年数を誇るのは、90年代後半の“マシンガン打線”の中核として活躍した二塁手のローズ。8年間で打率3割を切ったのは94年の1度だけ、しかもその年も.296という確実性もさることながら、99年に歴代2位の153打点を記録した勝負強さも見事だった。
 
▼広島
投手:クリス・ジョンソン(6年/15~20年)
野手:ブラッド・エルドレッド(7年/12~18年)

 16~18年のリーグ3連覇に主軸として貢献した、いまだ記憶に新しい助っ人2人が投打に揃った。ジョンソンは在籍6年のうち4度2ケタ勝利を記録。16年には外国人史上2人目の沢村賞も受賞するなど、助っ人投手として史上有数の活躍ぶりを見せた。18年に引退したエルドレッドは、豪快な打撃とは対照的な真面目ぶりで積極的にチームに溶け込み、日本野球にも適応。14年には本塁打王を獲得している。球場へママチャリで通勤する姿がたびたび目撃されるなどファンにも親しまれており、人気の面でも広島史上最高の助っ人だった。

▼ヤクルト
投手:トニー・バーネット(6年/10~15年)
野手:ウラディミール・バレンティン(9年/11~19年)

 広島と同じく、投打ともに10年代以降に入団した選手が最長記録を持っている。投手のトップは2度セーブ王に輝いたバーネットで、15年には41セーブを記録してリーグ優勝に大きく貢献。だが、この年限りで退団してMLBのレンジャーズに移籍した。野手では在籍9年で30本塁打以上8度、13年にはプロ野球史上最多のシーズン60本塁打を記録したバレンティンが最長。在籍期間中の通算288本塁打は助っ人歴代5位の数字である。また、NPBで計13年にわたって活躍し、助っ人唯一の通算2000本安打を達成したアレックス・ラミレスは、ヤクルトでの在籍は7年間だった。

構成●SLUGGER編集部

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