専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
プロ野球

【5月の投打部門別ベスト3:パ・リーグ】ソフトバンクで2人の“4割打者”が躍動!4月未勝利の上沢も5月に急浮上<SLUGGER>

藤原彬

2022.06.06

【投手部門】
■防御率 ※20イニング以上
1位 與座海人(西武) 0.45
2位 上沢直之(日本ハム) 0.58
3位 東浜巨(ソフトバンク) 0.69

 1位の與座は3先発で自責点1のみ。5月17日のソフトバンク戦では自己最長8回0封で東浜との「沖縄凱旋対決」を制した。その東浜は5月11日の西武戦でノーヒットノーラン達成の快挙。上沢は4月終了時点でリーグワーストの防御率4.91も、5月は4先発のうち3試合で7投球回以上&自責点なしと別人のような安定感だった。一方、ロメロ(ロッテ)は3・4月の防御率0.34から5.11と大きく落ち込んだ。

■勝利
1位 上沢直之(日本ハム) 4
2位 則本昂大(楽天) 3
2位 宮城大弥(オリックス) 3
2位 津森宥紀(ソフトバンク) 3

 シーズン最初の6先発は0勝4敗だった上沢だが、5月は全4先発で勝ち投手に。則本も新型コロナウイルス陽性判定により4月を棒に振って開幕からしばらく勝ち星なしだったが、5月は5先発のうち4試合が自責点1以内で着実に白星を稼いだ。津森は救援ながら3勝。4ホールドも稼ぎ、ソフトバンク救援陣の中でも存在感を高めている。

■奪三振
1位 佐々木朗希(ロッテ) 34
2位 山岡泰輔(オリックス) 32
3位 田中将大(楽天) 29

 5月の佐々木は25.0回で34三振を奪い、9イニング平均で12.24。パーフェクトを達成した前月ほどのインパクトはないにしても、防御率1.08(4位)と併せて圧倒的な投球だった。山岡は4月から奪三振率が6.66→9.49と大幅なアップ。田中が投球回以上の奪三振を記録したのは1試合だけながら、35.1投球回と労働量の多さが物を言った。救援では平良海馬(西武)が11.1回でリーグ最多の18奪三振を量産した。
 
■投球回
1位 田中将大(楽天) 35.1
2位 則本昂大(楽天) 33.0
3位 加藤貴之(日本ハム) 31.2
3位 大関友久(ソフトバンク) 31.2

 田中は5月10日のロッテ戦で日本球界復帰後初完封。その後は3先発で3連敗を喫したが、全試合で6イニング以上を投げている。5月の加藤は白星なしで3敗を喫したが、5先発とも自責点3以内に収めながらイニングを消化し、シーズンの投球回でもトップに立った。大関は5月7日のロッテ戦では3回から8回の18人をパーフェクトに抑える好投で、プロ初完投を完封で飾った。

■セーブ
1位 増田達至(西武) 8
2位 益田直也(ロッテ) 7
3位 松井裕樹(楽天) 6

 増田は失点なしでリーグ最多の8セーブを挙げた。一方、2位の益田はセーブ数こそ稼いでいるものの、2被本塁打を浴びて防御率3.60と内容は不安定だった。また、ソフトバンクは代役クローザーのモイネロも10登板失点なしで5セーブを記録。開幕から注目を浴びるルーキーの北山亘基(日本ハム)も4セーブを挙げながら、5月下旬に2試合連続サヨナラ弾を浴びるなど防御率7.04と苦しんだ。

■ホールド
1位 東條大樹(ロッテ) 8
1位 平良海馬(西武) 8
3位 ゲレーロ(ロッテ) 6

 東條は月間無失点、ゲレーロも課題の制球が安定し、益田への橋渡しを任されるなどロッテの2人が活躍。与えた四球はそれぞれ1と0で昨季の勝ちパターンが崩れているロッテの光明となっている。一方、3・4月に3勝、9ホールドを稼いだビドル(オリックス)は、5月は防御率7.71、3敗、4ホールドと不振に陥った。

文●藤原彬

著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号