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「エンジェルスの最大の問題はオーナーだ」再建不可避のチームがそれでも大谷翔平をトレードできない最大の理由<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.08.01

 このフーンストラの指摘は、そのまま大谷の現状にも当てはまる。現在のチーム状況を見れば、エンジェルスが小手先の補強で勝てるようにならないことは火を見るより明らかだ。カブスやアストロズ、ナショナルズ、ブレーブスなど近年ワールドチャンピオンになったチームの多くがそうであったように、いったんチームを解体してファーム組織を再建することから始めなければならない。

 おそらく、ミナシナンGMもそれを知っている。このタイミングで大谷を放出し、数多くの若手有望株を獲得することが再建への第一歩になることも。

 むしろ、エンジェルスの球団内でこの現実が見えていないのはモレノだけではないか。あるいはモレノも、見ないふりをしているだけなのかもしれない。大谷がもたらす広告料やグッズの売上が惜しいからか、あるいは「大谷を放出したオーナー」として歴史に名を残したくないからか。いずれにしても、ワールドシリーズ優勝のために戦うという本来あるべき姿からは遠いところにいるのは間違いない。
 
 歴史を振り返ってみれば、かつてスーパースターの名を欲しいままにしたケン・グリフィーJr.もマイク・ピアッツァもトレードされている。大谷だけが「アンタッチャブル」ということは本来ないはずだ。

 だが、将来へのビジョンがない者は常に目先の利益に従って行動する。大谷はフリー・エージェントという名の「自由」を手に入れるまで、アナハイムという「牢獄」につながれたままなのだろうか。

構成●SLUGGER編集部

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