そして、伊勢がさらに言及したのは、プロのストライクゾーンへの対応だった。「元々コントロール悪いタイプだとは自分で思ってなくて。ただプロに入ってストライクゾーンのアマとの違いがありそれで自分の中でうまくいかないことがあった」という24歳は、与四死球率1年目3.60、2年目4.10に対し「今年は3年目。もう言い訳は通用しない」と覚悟を持って取り組んだ結果、今年は2.94と一気に改善させてみせた。
ポイントとなったのは、「変化球。特にストライクゾーンで勝負する」感覚だと話す。
「ゾーン内に残すって言うとあれですけれども、そういう感覚です。変化球でストライクを取れるので、より真っ直ぐも強く投げられるのかなと思います」
チーム全体で取り組んでいる“ゾーン内での勝負”が、好結果をもたらしていると実感している。そんな伊勢は「この時期にきたら緊張よりも疲れがくる選手みんなそうだと思いますが、僕は特に緊張もせず良くなってきている。なんかまたもう一度自信を取り戻したって感じです」と強調。「負けなければ何かが起きると思う」と目に力を込めた厳つい印象とは真逆の右腕。ポストシーズンでも疲れ知らずの剛腕がチームを高みに導く。
取材・文●萩原孝弘
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ポイントとなったのは、「変化球。特にストライクゾーンで勝負する」感覚だと話す。
「ゾーン内に残すって言うとあれですけれども、そういう感覚です。変化球でストライクを取れるので、より真っ直ぐも強く投げられるのかなと思います」
チーム全体で取り組んでいる“ゾーン内での勝負”が、好結果をもたらしていると実感している。そんな伊勢は「この時期にきたら緊張よりも疲れがくる選手みんなそうだと思いますが、僕は特に緊張もせず良くなってきている。なんかまたもう一度自信を取り戻したって感じです」と強調。「負けなければ何かが起きると思う」と目に力を込めた厳つい印象とは真逆の右腕。ポストシーズンでも疲れ知らずの剛腕がチームを高みに導く。
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