■内野安打
1.岡林勇希(中日) 22本
2.中野拓夢(阪神) 20本
3.山崎晃大朗(ヤクルト) 18本
3.近本光司(阪神) 18本
3.島田海吏(阪神) 18本
岡林は三塁打10本もリーグ最多とスピード全開でブレイクを果たし、新人年から3年連続で内野安打部門トップだった近本の牙城を崩した。その近本を筆頭に、阪神からリーグ5位以内の盗塁を記録した3人がランキングに名を連ねている。右打者最多は意外にもオスナ(ヤクルト)の15本だが、ポストシーズンでは1本もないまま快打を飛ばし続けた。
■盗塁成功率
1.近本光司(阪神) 85.7%
2.山田哲人(ヤクルト) 83.3%
3.島田海吏(阪神) 80.8%
※10盗塁以上
近本が3度目の盗塁王獲得で成功率も初めて1位に。過去のタイトル獲得時はいずれも70%台だったが、精度を上げての受賞は一層価値が高い。対象外だが、三好大倫(中日)は失敗なしで6盗塁。リーグワーストは桑原将志(DeNA)の成功率61.9%(13盗塁/失敗8)で昨季とほぼ同じ。 ■補殺(外野手)
1.岡林勇希(中日) 7
2.楠本泰史(DeNA) 6
2.野間峻祥(広島) 6
抜群の身体能力誇る岡林は足を生かした広大な守備範囲に強肩を掛け合わせて、ゴールデン・グラブ賞を獲得。ライトゴロも完成させる送球でファンを沸かせ続けた。5年目の楠本はプロ初の補殺を皮切りに、79試合だけでリーグ2位タイの6個をマーク。野間も昨季とほぼ同じ85試合で同数を記録しただけに、出場機会が増えればトップも狙えそうだ。
■盗塁阻止率(捕手)
1.中村悠平(ヤクルト) .364
2.大城卓三(巨人) .349
3.梅野隆太郎(阪神) .323
1位に立った中村は、昨季の.255から1割以上も上昇させてチームを助けた。逆に大城はほぼ1割落として1位から陥落も、.349と高水準。梅野は19年から.370→.333→.288と下降線を描いたが、今季は上向かせた。リーグワーストは會澤翼(広島)の.180で、ほとんど刺せなかった。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
1.岡林勇希(中日) 22本
2.中野拓夢(阪神) 20本
3.山崎晃大朗(ヤクルト) 18本
3.近本光司(阪神) 18本
3.島田海吏(阪神) 18本
岡林は三塁打10本もリーグ最多とスピード全開でブレイクを果たし、新人年から3年連続で内野安打部門トップだった近本の牙城を崩した。その近本を筆頭に、阪神からリーグ5位以内の盗塁を記録した3人がランキングに名を連ねている。右打者最多は意外にもオスナ(ヤクルト)の15本だが、ポストシーズンでは1本もないまま快打を飛ばし続けた。
■盗塁成功率
1.近本光司(阪神) 85.7%
2.山田哲人(ヤクルト) 83.3%
3.島田海吏(阪神) 80.8%
※10盗塁以上
近本が3度目の盗塁王獲得で成功率も初めて1位に。過去のタイトル獲得時はいずれも70%台だったが、精度を上げての受賞は一層価値が高い。対象外だが、三好大倫(中日)は失敗なしで6盗塁。リーグワーストは桑原将志(DeNA)の成功率61.9%(13盗塁/失敗8)で昨季とほぼ同じ。 ■補殺(外野手)
1.岡林勇希(中日) 7
2.楠本泰史(DeNA) 6
2.野間峻祥(広島) 6
抜群の身体能力誇る岡林は足を生かした広大な守備範囲に強肩を掛け合わせて、ゴールデン・グラブ賞を獲得。ライトゴロも完成させる送球でファンを沸かせ続けた。5年目の楠本はプロ初の補殺を皮切りに、79試合だけでリーグ2位タイの6個をマーク。野間も昨季とほぼ同じ85試合で同数を記録しただけに、出場機会が増えればトップも狙えそうだ。
■盗塁阻止率(捕手)
1.中村悠平(ヤクルト) .364
2.大城卓三(巨人) .349
3.梅野隆太郎(阪神) .323
1位に立った中村は、昨季の.255から1割以上も上昇させてチームを助けた。逆に大城はほぼ1割落として1位から陥落も、.349と高水準。梅野は19年から.370→.333→.288と下降線を描いたが、今季は上向かせた。リーグワーストは會澤翼(広島)の.180で、ほとんど刺せなかった。
文●藤原彬
著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『SLUGGER』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。ツイッターIDは@Struggler_AKIRA。
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