村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
4打数0安打 1三振 3四球
ダルビッシュのライブBPでホームランを放つなどココというところでの一打のインパクトはさすがだが、合宿中の調子自体は本来のものから程遠かった。ソフトバンクとの2試合でも4打数無安打と快音を残すことはできなかった。ただ、調子がイマイチにせよ3四球を選べているところからもどん底というほどではなく、ボールの選球はしっかりできていると言える。
おそらく、「強打者の宿命」とも言えるが、国内では村上にストライクを真正直に投げてくるケースは極めて少なくなってきているのではないか。さらなる進化を考えていくと2打席で1球だけのストライクをとらえていくくらいの勝負をしてかなくてはいけないかもしれない。実践が少ない中で、どうアジャストしていくか。マークが厳しくストライクが来ない中で「たったの1球」を仕留めていく。いずれにせよ、それができた時には村上はさらなる強打者の階段を駆け上がっていることだろう。
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
6打数0安打 1得点 0打点 4三振 1四球
強化試合の2試合の結果だけを見ると昨季の不調をそのまま引きずっているかのようだが、内容は極めていい。絶頂期の山田に戻りつつある。いつでも長打が飛び出そうな怖い雰囲気はある。もともと、天才肌のように見えて練習の虫でバットの振り込む量はチームトップクラス。足を上げてフルスイングしていくスタイルだけに、実戦が遠ざかっていると「対投手」へのアジャストに時間をかけなければいけない。
「実戦がなかった分、自分のことをしっかり練習できた」と山田は合宿を振り返っている。試合の回数をこなしていくうちに、芯で捉える確率は増えてくるだろう。“三振はホームランの必要経費”。ここでの4三振を意味があるものにして「国際大会に強い」が山田が甦ってくるはず。
山川穂高(埼玉西武ライオンズ)
4打数0安打 1得点 1四球 1三振
侍ジャパンのムードメーカーとも言える。守備練習では大きな声を張り上げ、打撃練習では爽快な打撃を飛ばして球場を盛り上げた。一方、最後まで球場に残って打ち込みをするなど常にバットを握っている。取材対応、ファンサービス、何においても存在感は際立っていた。強化試合では4打数無安打と元気がなかった。
練習では「2017年のいい時の感覚に近いものがある。それを試合に出せるかどうか」と言っていただけに、結果につなげたいところ。1戦目は間合いが取れていたが、2戦目はやや悩みに入っている感じだ。試合に入る前に、ダルビッシュとライブBPで対戦。全く手が出ず、その感覚が試合の打席にも影響した印象だ。「一発を期待されていると思う」と自分の役割を誰よりも理解している。ムードメーカーだけに、「苦しいところでの一発」で状況を打開してくれる選手であることは間違いない。
「トリプルだ!」大飛球に米記者も大興奮! 大谷翔平がオープン戦初打席でいきなり3塁打!! 今季も打棒爆発の予感
4打数0安打 1三振 3四球
ダルビッシュのライブBPでホームランを放つなどココというところでの一打のインパクトはさすがだが、合宿中の調子自体は本来のものから程遠かった。ソフトバンクとの2試合でも4打数無安打と快音を残すことはできなかった。ただ、調子がイマイチにせよ3四球を選べているところからもどん底というほどではなく、ボールの選球はしっかりできていると言える。
おそらく、「強打者の宿命」とも言えるが、国内では村上にストライクを真正直に投げてくるケースは極めて少なくなってきているのではないか。さらなる進化を考えていくと2打席で1球だけのストライクをとらえていくくらいの勝負をしてかなくてはいけないかもしれない。実践が少ない中で、どうアジャストしていくか。マークが厳しくストライクが来ない中で「たったの1球」を仕留めていく。いずれにせよ、それができた時には村上はさらなる強打者の階段を駆け上がっていることだろう。
山田哲人(東京ヤクルトスワローズ)
6打数0安打 1得点 0打点 4三振 1四球
強化試合の2試合の結果だけを見ると昨季の不調をそのまま引きずっているかのようだが、内容は極めていい。絶頂期の山田に戻りつつある。いつでも長打が飛び出そうな怖い雰囲気はある。もともと、天才肌のように見えて練習の虫でバットの振り込む量はチームトップクラス。足を上げてフルスイングしていくスタイルだけに、実戦が遠ざかっていると「対投手」へのアジャストに時間をかけなければいけない。
「実戦がなかった分、自分のことをしっかり練習できた」と山田は合宿を振り返っている。試合の回数をこなしていくうちに、芯で捉える確率は増えてくるだろう。“三振はホームランの必要経費”。ここでの4三振を意味があるものにして「国際大会に強い」が山田が甦ってくるはず。
山川穂高(埼玉西武ライオンズ)
4打数0安打 1得点 1四球 1三振
侍ジャパンのムードメーカーとも言える。守備練習では大きな声を張り上げ、打撃練習では爽快な打撃を飛ばして球場を盛り上げた。一方、最後まで球場に残って打ち込みをするなど常にバットを握っている。取材対応、ファンサービス、何においても存在感は際立っていた。強化試合では4打数無安打と元気がなかった。
練習では「2017年のいい時の感覚に近いものがある。それを試合に出せるかどうか」と言っていただけに、結果につなげたいところ。1戦目は間合いが取れていたが、2戦目はやや悩みに入っている感じだ。試合に入る前に、ダルビッシュとライブBPで対戦。全く手が出ず、その感覚が試合の打席にも影響した印象だ。「一発を期待されていると思う」と自分の役割を誰よりも理解している。ムードメーカーだけに、「苦しいところでの一発」で状況を打開してくれる選手であることは間違いない。
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