【野手】
★打のMVP★
●吉田正尚
［試合］143 ［打数］610 ［打率］.322
［本塁打］29 ［打点］85 ［OPS］.956 ［盗塁］５
評価：よくできました（Ａ）
２年連続フル出場。惜しくも首位打者は逃したものの、打率.322、長打率.543、出塁率.413、OPS.956はいずれもリーグ２位。BB/K1.23と打席アプローチも突出しており、文字通り「球界を代表する打者」に名乗りを上げた。年俸更改では球団史上最速で２億円プレーヤーに。
●福田周平
［試合］135 ［打数］492 ［打率］.250
［本塁打］２ ［打点］38 ［OPS］.651 ［盗塁］30
評価：まずまずです（Ｂ）
出塁率４割を目標にした今季は、６月12日からパ・リーグ歴代８位タイの45試合連続出塁。三振（57）以上の四球（62）を選び、リーグ２位タイの30盗塁と１番打者として飛躍を遂げた。パワーが増して相手からの警戒心が増せば、出塁率（.342）もさらに向上するはずだ。
●中川圭太
［試合］111 ［打数］364 ［打率］.288
［本塁打］３ ［打点］32 ［OPS］.716 ［盗塁］９
評価：よくできました（Ａ）
ドラフト７位ルーキーは４月20日の楽天戦で一軍デビューを果たし、交流戦トップの打率.386を記録するサプライズ。あらゆるボールを広角に弾き返してクリーンアップも任された。守備では一塁、三塁、外野を守り無失策。
●若月健矢
［試合］138 ［打数］298 ［打率］.178
［本塁打］１ ［打点］21 ［OPS］.460 ［盗塁］２
評価：がんばりましょう（Ｄ）
自己最多138試合に出場して盗塁阻止率.371はリーグトップ。半面、「しょうもない打撃」と自虐したように打率.178、OPS.460と苦しんだ。試行錯誤を繰り返したフォームを来季は固定して復活を期す。
●大城滉二
［試合］91 ［打数］302 ［打率］.262
［本塁打］３ ［打点］28 ［OPS］.694 ［盗塁］11
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕直後から遊撃の定位置に収まり、多くの部門で自己最高を更新するペースだったが、腰を痛めて７月末にシーズン終了。オフに左臀部を手術。来季こそ規定打席到達を目指す。
●ロメロ
［試合］81 ［打数］295 ［打率］.305
［本塁打］18 ［打点］63 ［OPS］.902 ［盗塁］３
評価：まずまずです（Ｂ）
OPS.902に３割超えの打率と、出場さえできれば打棒発揮していたが、度重なる故障で81試合の出場にとどまった。３年契約最終年の来季は相互オプションだったが、更新されず退団の見込み。
●小島脩平
［試合］103 ［打数］246 ［打率］.220
［本塁打］４ ［打点］18 ［OPS］.571 ［盗塁］７
評価：がんばりましょう（Ｄ）
メンバーをなかなか固定できない中、三塁を中心に内野全ポジションと外野も守るユーティリティ性を見せて自己最多103試合に出場。３番や５番も任されたが、打撃では結果を残せなかった。
●モヤ
［試合］71 ［打数］265 ［打率］.242
［本塁打］11 ［打点］38 ［OPS］.675 ［盗塁］０
評価：がんばりましょう（Ｄ）
中日では外国人枠に阻まれ、７月２日に金銭トレードで加入。翌日に一発を放ち、同一シーズンに両リーグで本塁打を放った史上４人目の選手に。まずまずの長打力は見せたが選球眼に問題有り。
●西浦颯大
［試合］77 ［打数］220 ［打率］.195
［本塁打］１ ［打点］18 ［OPS］.494 ［盗塁］８
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕スタメンに抜擢され、抜群の身体能力を走守で披露。チームトップの７補殺をマークした。打撃でも、球団ではイチロー以来となる10代での本塁打を記録したものの、OPS.494は200打数以上の両リーグ96人中ワースト２位と一軍の壁にぶつかった。
●安達了一
［試合］56 ［打数］155 ［打率］.277
［本塁打］２ ［打点］20 ［OPS］.722 ［盗塁］10
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕から攻守に精彩を欠き、４月上旬に二軍降格。故障も重なり約２ヵ月離脱も、一軍合流後は三塁も守り、８月６日に昨年５月以来434日ぶりの本塁打を放つなど意地は見せた。遊撃へのこだわりは強く、パワー向上で巻き返しを図る。
文●藤原彬
ふじわら・あきら／1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から３年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
★打のMVP★
●吉田正尚
［試合］143 ［打数］610 ［打率］.322
［本塁打］29 ［打点］85 ［OPS］.956 ［盗塁］５
評価：よくできました（Ａ）
２年連続フル出場。惜しくも首位打者は逃したものの、打率.322、長打率.543、出塁率.413、OPS.956はいずれもリーグ２位。BB/K1.23と打席アプローチも突出しており、文字通り「球界を代表する打者」に名乗りを上げた。年俸更改では球団史上最速で２億円プレーヤーに。
●福田周平
［試合］135 ［打数］492 ［打率］.250
［本塁打］２ ［打点］38 ［OPS］.651 ［盗塁］30
評価：まずまずです（Ｂ）
出塁率４割を目標にした今季は、６月12日からパ・リーグ歴代８位タイの45試合連続出塁。三振（57）以上の四球（62）を選び、リーグ２位タイの30盗塁と１番打者として飛躍を遂げた。パワーが増して相手からの警戒心が増せば、出塁率（.342）もさらに向上するはずだ。
●中川圭太
［試合］111 ［打数］364 ［打率］.288
［本塁打］３ ［打点］32 ［OPS］.716 ［盗塁］９
評価：よくできました（Ａ）
ドラフト７位ルーキーは４月20日の楽天戦で一軍デビューを果たし、交流戦トップの打率.386を記録するサプライズ。あらゆるボールを広角に弾き返してクリーンアップも任された。守備では一塁、三塁、外野を守り無失策。
●若月健矢
［試合］138 ［打数］298 ［打率］.178
［本塁打］１ ［打点］21 ［OPS］.460 ［盗塁］２
評価：がんばりましょう（Ｄ）
自己最多138試合に出場して盗塁阻止率.371はリーグトップ。半面、「しょうもない打撃」と自虐したように打率.178、OPS.460と苦しんだ。試行錯誤を繰り返したフォームを来季は固定して復活を期す。
●大城滉二
［試合］91 ［打数］302 ［打率］.262
［本塁打］３ ［打点］28 ［OPS］.694 ［盗塁］11
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕直後から遊撃の定位置に収まり、多くの部門で自己最高を更新するペースだったが、腰を痛めて７月末にシーズン終了。オフに左臀部を手術。来季こそ規定打席到達を目指す。
●ロメロ
［試合］81 ［打数］295 ［打率］.305
［本塁打］18 ［打点］63 ［OPS］.902 ［盗塁］３
評価：まずまずです（Ｂ）
OPS.902に３割超えの打率と、出場さえできれば打棒発揮していたが、度重なる故障で81試合の出場にとどまった。３年契約最終年の来季は相互オプションだったが、更新されず退団の見込み。
●小島脩平
［試合］103 ［打数］246 ［打率］.220
［本塁打］４ ［打点］18 ［OPS］.571 ［盗塁］７
評価：がんばりましょう（Ｄ）
メンバーをなかなか固定できない中、三塁を中心に内野全ポジションと外野も守るユーティリティ性を見せて自己最多103試合に出場。３番や５番も任されたが、打撃では結果を残せなかった。
●モヤ
［試合］71 ［打数］265 ［打率］.242
［本塁打］11 ［打点］38 ［OPS］.675 ［盗塁］０
評価：がんばりましょう（Ｄ）
中日では外国人枠に阻まれ、７月２日に金銭トレードで加入。翌日に一発を放ち、同一シーズンに両リーグで本塁打を放った史上４人目の選手に。まずまずの長打力は見せたが選球眼に問題有り。
●西浦颯大
［試合］77 ［打数］220 ［打率］.195
［本塁打］１ ［打点］18 ［OPS］.494 ［盗塁］８
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕スタメンに抜擢され、抜群の身体能力を走守で披露。チームトップの７補殺をマークした。打撃でも、球団ではイチロー以来となる10代での本塁打を記録したものの、OPS.494は200打数以上の両リーグ96人中ワースト２位と一軍の壁にぶつかった。
●安達了一
［試合］56 ［打数］155 ［打率］.277
［本塁打］２ ［打点］20 ［OPS］.722 ［盗塁］10
評価：可もなく不可もなく（Ｃ）
開幕から攻守に精彩を欠き、４月上旬に二軍降格。故障も重なり約２ヵ月離脱も、一軍合流後は三塁も守り、８月６日に昨年５月以来434日ぶりの本塁打を放つなど意地は見せた。遊撃へのこだわりは強く、パワー向上で巻き返しを図る。
文●藤原彬
ふじわら・あきら／1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から３年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。
