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「バウアーは狙わないのか?」大谷翔平が去ったエンジェルスに異例の提案! 地元記者の見解は?「間違っているかもしれないが…」

THE DIGEST編集部

2024.01.21

昨シーズン横浜に鳴り物入りで入団したバウアーは二桁勝利を飾った。写真:産経新聞社

昨シーズン横浜に鳴り物入りで入団したバウアーは二桁勝利を飾った。写真:産経新聞社

 バウアーはシンシナティ・レッズ時代、コロナ過だった2020年シーズンにナ・リーグトップの防御率1.73、リーグ2位の100奪三振を記録し、初のサイ・ヤング賞に輝いた。

 だがドジャース時代の21年に、性的暴行などの疑いで女性から訴えられたバウアーは出場停止処分を受け、2022年は出場なしに終わると、ドジャースは結局この右腕を自由契約にした。

 メジャーで問題児のレッテルを張られたバウアーは、昨シーズン開幕直前にDeNAに電撃入団。鳴り物入りで加入した元サイ・ヤング賞投手は徐々に日本野球に適応すると、その肩書き通りのパフォーマンスを遺憾なく発揮した。

 マウンド上では闘志剝き出しの表情で155キロ以上の速球と、多彩な変化球で打者を翻弄。100球以上を常時投じながら中4日のローテを難なくこなす無尽蔵のスタミナを武器に10勝(4敗)、防御率2.76、130奪三振をマーク。グラウンド外ではユーチューバーとしての顔を併せ持ち、ユニークな動画は日本の野球ファンを虜にした。
 
 そして今オフ、DeNAとの単年契約が終了した右腕は「メジャー復帰を目指したい」として、FAとなり複数のメジャー関係者らと交渉。現在はアリゾナにある自身のトレーニング施設で来季に向けた練習に励み、再び米国のマウンドに立つことを目指している。

 現地で、その動向に小さくない関心を寄せられるバウアー。トラブルメーカーの次なるフィールドは、いったいどこになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】横浜で渾身の雄叫び!バウアーの気迫のピッチング
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