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「野球界を揺るがす堕落したギャンブラー?」大谷翔平を裏切った水原一平氏の”経歴詐称疑惑”が再脚光!「年俸10万ドルにも満たない通訳がなぜ…」

THE DIGEST編集部

2024.03.28

水原氏(左)はグラウンド外でも大谷(右)の唯一無二のパートナーとして欠かせない存在だった。(C)Getty Images

水原氏(左)はグラウンド外でも大谷(右)の唯一無二のパートナーとして欠かせない存在だった。(C)Getty Images

 続けて「ミズハラは、スポーツベッティングが認可されていないカリフォルニア州で、違法なブックメーカーで多額のギャンブルによる借金を重ねた罪に問われている。彼は少なくとも450万ドル(約6億8000万円)を盗み、借金を返済するためにオオタニの口座から送金した罪に問われている」とここまでの経緯を説明しながら、ある疑問を呈した。

「年俸10万ドルにも満たない通訳が、なぜ信用取引で400万ドル以上を賭けることができたのかは、2024年シーズン開幕直後の米球界を賑わせたストーリーの謎のひとつである」

 さらに「もうひとつは、ここ数日で彼の話がコロコロと変わった」と指摘。大谷やチーム関係者、代理人弁護士を騙した供述だけでなく、水原氏にはMLB通訳としての仕事にも疑念が生じている。

 同メディアは2007年から11年までの5年間、彼が岡島秀樹(ボストン・レッドソックス)の通訳を務めていたという一部メディアの報道を引用したうえで「今月初め、レッドソックスは『ミズハラは球団に雇用されたことはない』と発表した」と経歴の矛盾を指摘した。

 それだけではない。1991年に家族とともにロサンゼルスに移り住み、現地でカジノのディーラー養成学校に通っていた水原氏は、カリフォルニア大学の卒業生だと主張していたが、これも嘘だったと補足。「ミズハラは18年に日本人女性と結婚したが、家族よりもオオタニと過ごす時間の方が長いと語った。『私たちは友達のようなものであり、パートナーみたいなものだ』と当時は語っていたが…」と記し、大谷が会見冒頭で述べた「悲しいし、ショック」という無念のコメントを添えて、同氏の裏切り行為を非難している。
 
『The Stratford Beacon Herald』は記事内で水原氏が通訳の枠を超えて、日本人スターと厚い信頼を築いているエピソードを一部紹介している。

「イッペイはフィールド内外でオオタニと親しくなり、彼が日本人選手として初めて出場した2021年MLBオールスターゲームのホームランダービーでは捕手を務めた。イッペイはグラウンド外でもオオタニの友人として、彼のアメリカ文化やライフスタイルを手助けした」

 ギャンブルという誘惑の罠に溺れてしまった水原氏。このような仲睦まじい姿を見ることは、もうない。

構成●THE DIGEST編集部

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