ところが8月以降は本来の打撃を取り戻してホームランを量産。最終的には10本塁打を打ち、プロ入り初のシーズン2ケタ本塁打を達成。特に9月は打率.333、長打率.714、OPS1.143と最高の形でシーズンを終えた。
昨季の10本塁打のうち、5本が右、3本が中、2本が左方向。逆方向への一発が全体の半分を占めている。低めと内角の球の打率が極端に低い一方で、外角真ん中や外角高めの球を一気にライトスタンドまで運ぶ形を完全にモノにしている。その打球の伸びは凄まじいものがある。
「ポテンシャルが高い」「スケールが大きい」「池山隆寛2世」。これまで独り歩きしていた感もある廣岡への形容詞が、フィールドでの働きと合致するようになってきた。2020年、昨年終盤の勢いそのままに開幕からスタートダッシュを決めてほしい。
ここからが廣岡大志の真骨頂だ。
文●山本祐香(タレント・スポーツライター)
【著者プロフィール】
やまもと・ゆうか/タレント活動をする傍ら、愛して止まない野球の“現場の声”を自ら届けるため、2015年よりライターとしても活動。主に日本のアマチュア野球を取材し、『スポチュニティ』などウェブ媒体を中心に執筆している。
【PHOTO】艶やかに球場を彩る「美女チアリーダーズ」!
昨季の10本塁打のうち、5本が右、3本が中、2本が左方向。逆方向への一発が全体の半分を占めている。低めと内角の球の打率が極端に低い一方で、外角真ん中や外角高めの球を一気にライトスタンドまで運ぶ形を完全にモノにしている。その打球の伸びは凄まじいものがある。
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ここからが廣岡大志の真骨頂だ。
文●山本祐香(タレント・スポーツライター)
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やまもと・ゆうか/タレント活動をする傍ら、愛して止まない野球の“現場の声”を自ら届けるため、2015年よりライターとしても活動。主に日本のアマチュア野球を取材し、『スポチュニティ』などウェブ媒体を中心に執筆している。
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