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プロ野球

DeNAのブルペンで台頭する7年目の苦労人。150キロ台後半の速球と切れ味鋭いフォークで初勝利&初ホールド!5月昇格後は失点わずか1

THE DIGEST編集部

2024.06.11

☆ベテラン捕手の存在と経験

 さらに「自分の球の質などを、僕が思ってる以上にキャッチャーの方がわかってくれていて、ダメ出しをしてくれるんですよ。それがすごくありがたくて。 それを良くすると、また次のダメ出しが来る。ってことは、自分がレベルアップできてるってことなんで、そういう一言をもらって、次はそれを頑張ろう、それがクリアできたら、次言われたことを頑張ろうって、1個1個頑張ってクリアしていく。それが自信にも繋がってきてるとは思います」と親身になってアドバイスをくれる捕手陣に感謝する。
 
 中でも自らがファームで調整することが多かった2018年に、当時ルーキーだった中川との接点があった戸柱恭孝は「よく話はしますね。例えば去年の交流戦ではいいボールだから打たれても野手の正面付くんだよ、などと言ってました。一つひとつはものすごくいいボールで、フォークなんかサイン出すのが怖いくらい。思い切ってゾーンに投げ込めばいいんですよ」とわかりやすく数多くのことを進言。「その言葉が、僕には一番入ってきやすいんです。考え方がシンプルになってきて、楽になりましたね」と本人の心の奥底に刺さり、結果へと昇華させている。

 マインドも「やっぱり上がってきてすぐの時は結果が欲しいばっかりだったので、点を取られたら嫌だ、打たれたら嫌だっていうことばかりを考えて投げていたのですが、 登板を重ねてくることによって、やっぱり自信もついてきました。考え方の部分で、マウンドでも頭の中が冷静になれば周りも見えてますし。視野が広くなってきました」とポジティブに変化。「ビハインドであろうが、勝ってる場面だろうが、仕事はもう変わらないんで。0で抑えて帰ってくるだけなので。ファームだと内容重視になってくるんですけど、一軍ではいかにランナー出しても0で返ってくるかっていうことだと僕は思ってるので、どれがその確率が高いのかを自分で考えて、キャッチャーの配球の意図を理解して投球してます」とフォーカスするポイントも明確になっている部分も、確かな成長の証だ。
 
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