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MLB

【ワールドシリーズ第3戦|採点&寸評:ヤンキース】先発シュミットが何と言っても大誤算。打線も9回に本塁打のバーデューゴ以外いいところなし...<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2024.10.29

▼投手
【先発】 クラーク・シュミット 4.0

 立ち上がりから速球の制球が定まらず、1番の大谷翔平に四球。1死後、フレディ・フリーマンに追い込んでから捕手のサインに首を振って投じた速球が甘く入って先制2ランを浴びた。3回途中までに4四球と最後まで修正できなかった。

【2番手】 マーク・ライターJr. 5.5

 3回2死満塁でマウンドに上がり、フルカウントからウィル・スミスをピッチャーゴロに抑えて無失点で切り抜けたが、4回は四球と安打でピンチを作ってマウンドを降りた。

【3番手】 ネスター・コルテス 6.0

 4回に大谷を迎えた場面で登場し、外角低めにボールを集めて見事三振に打ち取る。続くベッツも抑えて追加点を阻止し、イニングをまたいだ5回も三人で抑えた。

【4番手】 ジェイク・カズンズ 4.5

 6回から登板。1死後、ギャビン・ラックスに死球を与えた後、ワイルドピッチで進塁を許した後にキケ・ヘルナンデスにタイムリーヒットを献上。第2戦に続いて制球難が目立った。
【5番手】 ティム・ヒル 6.0

 7回にマウンドに上がり、大谷をインコース攻めでしっかり抑えた。続くベッツには四球を与えたが、フリーマンは二塁ゴロ。左打者を抑えるという本来の役目は果たしたと言える。

【6番手】 クレイ・ホームズ 5.5
 
 7回途中に登板。代わりばなにテオスカー・ヘルナンデスに安打を打たれるも、マックス・マンシーを三振に仕留め抑え、8回先頭のウィル・スミスを打ち取ったところで交代した。

【7番手】 トミー・ケインリー 6.0

 ホームズに続いて8回途中からマウンドに上がると、またもチェンジアップを連投。リーグ優勝決定シリーズから数えて61球連続(!)となったところで、キケの初球にようやく4シームを投じた。

【8番手】 ルーク・ウィーバー 6.0

 9回1死後、大谷を迎えた場面でクローザーが登板。インコースを狙ったカッターがつま先に当たって死球となってしまったが、続くベッツをダブルプレーに打ち取って無失点で切り抜けた。

<監督>
アーロン・ブーン 5.0

 先発シュミットが大きな誤算。2番手以降は6.1回を1失点に封じるなどリリーフの継投は比較的成功していたが......。第2戦に続いて守備型捕手に守備型捕手を代打に送る采配は不可解だった。ここまでベンチメンバーを有効に使えていないのが気になる。

構成●SLUGGER編集部

【動画】最後の最後で反撃!バーデューゴが9回に2ランホームラン!
 
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