専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

【ワールドシリーズ第4戦|採点&寸評:ヤンキース】「ジーターの後継者」ボルピーが逆転満塁弾&2盗塁と八面六臂の活躍!眠れる主砲ジャッジにもようやく覚醒の兆しが<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2024.10.30

▼投手
【先発】 ルイス・ヒル 5.5

 初回にフレディ・フリーマンに先制2ランを浴びたものの大崩れはせず、2~4回は無失点。5回、打線が2巡したところでマウンドを降りた。ベンチが期待した最低限の仕事は全うしたと言える。

【2番手】 ティム・ヒル 5.5

 先発L・ヒルの降板後に無死一塁でマウンドへ上がり、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フリーマンの“MV3”を担当。大谷に安打を打たれ、さらにフリーマンの内野ゴロの間に三塁ランナーの生還を許して1点を失った。

【3番手】 クレイ・ホームズ 6.5

 5回2死から登板し、得意のスライダーでまずはテオスカー・ヘルナンデスを抑えると、回またぎの6回にも2三振を含む3者凡退。イニング先頭は選球眼自慢のマックス・マンシーだったが3球三振に斬って取った。

【4番手】 マーク・ライターJr. 6.0

 7回に登場し、前の打席でホームランを打っていた先頭のウィル・スミスをまず抑えた。トミー・エドマンには四球を与えるも一打同点の場面で大谷と対戦し、スプリッターを多投して大谷を三振に打ち取った。
 
【5番手】 ルーク・ウィーバー 6.5

 必勝を期してクローザーを7回2死から投入。ベッツとフリーマンを含めてイニングまたぎで4人の打者を担当し、3三振。持ち味の高めへの4シームが唸りを上げた。

【6番手】 ティム・メイザ 5.5

 大差がついたこともあって、ウィーバーを温存する目的で9回に登板。シンカーボーラーらしく内野ゴロ2本と狙い通りの投球の後、スミスをセンターへの小フライに打ち取ってチーム初白星をもたらした。

<監督>
アーロン・ブーン 6.0

 大谷に打順が回ってくる7回は左腕のネスター・コルテスではなく右のライターJr.を起用。そのライターJr.が大谷を三振に打ち取ると、今度はクローザーのウィーバーを早めに
投入するなど、継投策がズバッと当たった。8回に大量点を挙げたおかげで、ウィーバーを予定より早くお役御免にできたことも大きい。

構成●SLUGGER編集部

【動画】彼こそ「ジーターの後継者」。ボルピーが起死回生のグランドスラム!
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号