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【ワールドシリーズ第5戦|採点&寸評:ヤンキース】主砲ジャッジが本塁打を放ってエースのコールは好投も、あまりに痛かった両者の「守備のミス」<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2024.10.31

▼投手
【先発】 ゲリット・コール 6.0

 7回途中108球を投げて自責点0。連続エラーなどで無死満塁のピンチを招いた5回も2者連続三振でツーアウトまで持ち込み、ムーキー・ベッツを平凡な一塁ゴロに仕留めた...と思われたが、自身がベースカバーに動かず、そこから一挙に同点とされてしまった。そのミスさえなければ、試合の結果も大きく変わっていたかもしれない。

【2番手】 クレイ・ホームズ 5.5

 7回2死一塁からマウンドに上がり、先頭のテオスカー・ヘルナンデスに四球を与えてピンチを招いたが、マックス・マンシーをフルカウントから見逃し三振で仕留めた。


【3番手】 トミー・ケインリー 4.0

 自慢のチェンジアップの制球が定まらず、先頭のキケ・ヘルナンデス、トミー・エドマンに連打を浴び、ウィル・スミスには四球。1死もとれずに降板し、結果的に敗戦投手となった。
 
【4番手】 ルーク・ウィーバー 5.0

 キャリア初の3連投に挑んだが、2本の犠牲フライを打たれて逆転を許すと、9回1死一、二塁のピンチを招いたところで降板。明らかに本来の姿ではなかった。

【5番手】 マーク・ライターJr. 6.0

 もう1点も与えられない場面でマウンドに上がり、エドマンをカーブで空振り三振、スミスを三塁ゴロにで打ち取って無失点でピンチを切り抜けた。

<監督>
アーロン・ブーン 5.5

 5回に失策がらみとはいえ5点を献上したコールを7回まで続投させたのはエースへの信頼からか。采配ミスというわけではないにせよ、今ポストシーズンを通じて走塁や守備の細かいミスが目立ったのは事実で、チームとしての完成度は明らかにドジャースが上だった。

構成●SLUGGER編集部

【記事】【ワールドシリーズ第5戦|採点&寸評:ドジャース】ベッツ、テオスカー、トライネン、ビューラー..数々のヒーローが躍動した試合でMVPに輝いたのは...<SLUGGER>
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