▼投手
【先発】 ジャック・フラハティ 4.0
見事な投球を披露した第1戦から一転、初回にアーロン・ジャッジとジャズ・チゾムJr.に連続ホームランを献上。いずれも甘く入った4シームを痛打された。2回に4点目を失った場面でマウンドを降りた。
【2番手】 アンソニー・バンダ 5.5
予想外に早いタイミングでの登板で戸惑ったか、フアン・ソトとジャッジに連続四球を与えたもののチゾムを一塁ゴロに打ち取って大量点を防いだ。
【3番手】 ライアン・ブレイジャー 5.0
代わり端の初球をジャンカルロ・スタントンに捉えられ、ライトへのホームランに。次のアンソニー・リゾーにも真っ芯で捉えられたがベッツの好守に助けられ、1回1失点で切り抜けた。
【4番手】 マイケル・コーペック 5.5
いきなり先頭打者を歩かせ、1死後にソトに安打を打たれてピンチを招くもジャッジをレフトフライ、チゾムJr.を見逃し三振に仕留めた。 【5番手】 アレックス・ベシア 5.5
同点に追いついた直後の5回裏から登板し、簡単に2アウトを取ってからヒット、死球、四球で満塁に。だが、渾身の4マイルでグレイバー・トーレスをライトフライに打ち取り、ピンチを脱した。
【6番手】 ブルスダー・グラテロル 4.5
いきなりソト、ジャッジを四球で歩かせてしまい、1死後にジャンカルロ・スタントンの犠飛で勝ち越し点を献上。続くリゾーにも死球を与えたところでマウンドを降りた。
【7番手】 ブレイク・トライネン 6.5
疲労の蓄積からか決して本調子ではなかったが、それでも2.1回を49球、無失点の熱投。8回1死一、二塁の場面でマウンドに激励に来たロバーツ監督の期待に応え、無失点で切り抜けた。
【8番手】 ウォーカー・ビューラー 6.5
第3戦に先発して76球を投げた右腕が最終回に登場すると、中1日の疲れをまったく感じさせない力強い投球で、最後は2者連続三振。大舞台に強い男がまた大仕事をやってのけた。
<監督>
デーブ・ロバーツ 6.5
2回途中で早々にフラハティをあきらめ、自慢のリリーフ投手たちを次々につぎ込むマシンガン継投。8回、ピンチを招いたトライネンをマウンドまで行って激励したシーンも印象的だった。最後は中1日でビューラーを投入して4年ぶりの世界一。今ポストシーズンを通じて、これまで継投の失敗を批判されてきたのが嘘のような見事な采配だった。
構成●SLUGGER編集部
【記事】【ワールドシリーズ第5戦|採点&寸評:ヤンキース】主砲ジャッジが本塁打を放ってエースのコールは好投も、あまりに痛かった両者の「守備のミス」<SLUGGER>
【先発】 ジャック・フラハティ 4.0
見事な投球を披露した第1戦から一転、初回にアーロン・ジャッジとジャズ・チゾムJr.に連続ホームランを献上。いずれも甘く入った4シームを痛打された。2回に4点目を失った場面でマウンドを降りた。
【2番手】 アンソニー・バンダ 5.5
予想外に早いタイミングでの登板で戸惑ったか、フアン・ソトとジャッジに連続四球を与えたもののチゾムを一塁ゴロに打ち取って大量点を防いだ。
【3番手】 ライアン・ブレイジャー 5.0
代わり端の初球をジャンカルロ・スタントンに捉えられ、ライトへのホームランに。次のアンソニー・リゾーにも真っ芯で捉えられたがベッツの好守に助けられ、1回1失点で切り抜けた。
【4番手】 マイケル・コーペック 5.5
いきなり先頭打者を歩かせ、1死後にソトに安打を打たれてピンチを招くもジャッジをレフトフライ、チゾムJr.を見逃し三振に仕留めた。 【5番手】 アレックス・ベシア 5.5
同点に追いついた直後の5回裏から登板し、簡単に2アウトを取ってからヒット、死球、四球で満塁に。だが、渾身の4マイルでグレイバー・トーレスをライトフライに打ち取り、ピンチを脱した。
【6番手】 ブルスダー・グラテロル 4.5
いきなりソト、ジャッジを四球で歩かせてしまい、1死後にジャンカルロ・スタントンの犠飛で勝ち越し点を献上。続くリゾーにも死球を与えたところでマウンドを降りた。
【7番手】 ブレイク・トライネン 6.5
疲労の蓄積からか決して本調子ではなかったが、それでも2.1回を49球、無失点の熱投。8回1死一、二塁の場面でマウンドに激励に来たロバーツ監督の期待に応え、無失点で切り抜けた。
【8番手】 ウォーカー・ビューラー 6.5
第3戦に先発して76球を投げた右腕が最終回に登場すると、中1日の疲れをまったく感じさせない力強い投球で、最後は2者連続三振。大舞台に強い男がまた大仕事をやってのけた。
<監督>
デーブ・ロバーツ 6.5
2回途中で早々にフラハティをあきらめ、自慢のリリーフ投手たちを次々につぎ込むマシンガン継投。8回、ピンチを招いたトライネンをマウンドまで行って激励したシーンも印象的だった。最後は中1日でビューラーを投入して4年ぶりの世界一。今ポストシーズンを通じて、これまで継投の失敗を批判されてきたのが嘘のような見事な采配だった。
構成●SLUGGER編集部
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