「例えば。穴子とか〆もの、コハダとか、イカとかサバは必ずマイナス60度で冷凍するからほぼ事故はないだろうと。最初、ハマグリとかホタテを入れてたんだけど、前日にやめたんですよ。怖いーと思って」
同氏によると、開催形式は結婚式形式で、6人の席が7卓も用意された。各卓には職人が一人ずつ配置され、このパーティー形式に同氏はこう思ったという。
「僕ひとりで握るならコントロールできるし、全部責任を負えるんだけど、今回は7人の職人が必要だった。円卓で一人ひとり握って、しかも円卓ごとに『これは食べれない』『これは食べれる』っていうオーダーが全部来るわけですよ...」
また同氏の卓には「大谷翔平さん、山本由伸さん、佐々木朗希さん、(フレディ)フリーマン、(ムーキー)ベッツ」と錚々たるメンバーが並んだが、特にベッツは来日前から体調不良が伝えられており、同氏は「来た時から体調が悪い。本当に調子悪そうで、最初、通訳さんに『ベッツに無理して食べないでください』と伝えていた」と話した。
当日、同氏の卓に並んだ大谷、山本、佐々木の日本人選手は「20貫全部食った。で、終わった後に『おかわりください』ってきた、だから大谷さんも、佐々木さんも、山本さんもおかわりして、全部で25、6貫食べたかな」と語り、不安はあったものの、最後は「嬉しかった」と笑顔で振り返っていた。
この日はまた、ドジャース側からの要望ではなく、自ら現場の職人らの携帯没収を実施。その一流の心遣いもあってか、開催場所となったホテルが公になっていないことを動画内で触れた上で、世間にこの夕食会が知れ渡った集合写真について、「あれは大谷さんの温情だと思うんですけど...」と述べ、その舞台裏を以下のように語った。
「大谷さんはお酒をちょっと飲んで、パーティーが終わったら、ひとりですぐ帰ったの。たぶん、睡眠するために。外国人たちは『次行くぞー』ってやってるんだけど、帰った瞬間に大谷さんがインスタに写真をあげてくれたの。あれは僕らがすごいセキュリティのなかでやってるの分かってるから、僕の推測ですよ。僕は実は(集合写真の撮影の際に)一番端っこにいたの。そうしたら、大谷さんが『斎藤さん』て(自分の傍に)呼んでくれたの...」
野球界のスーパースターらをもてなした一夜限りの“寿司パーティー”。その裏側には、日本の最高峰の技術と、見えない気配り、そしてプロとしての緊張と覚悟が詰まっていたようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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