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MLB

【2010年代30球団通信簿:ナ・リーグ東地区】評価が綺麗に分かれた5球団。最低評価はマーリンズ、では最高評価は?

城ノ井道人

2020.04.15

ナショナルズは10年代に5度のポストシーズン進出を経て、19年ついに球団史上初の世界一に。ワイルドカードからの快挙だった。(C)Getty Images

ナショナルズは10年代に5度のポストシーズン進出を経て、19年ついに球団史上初の世界一に。ワイルドカードからの快挙だった。(C)Getty Images

▼ワシントン・ナショナルズ
【評価】よくできました(A)

 2005年のワシントンDC移転後もしばらく苦戦が続いていたが、09年にスティーブン・ストラスバーグ、10年にはブライス・ハーパーとドラフト史に残る超大物を2年続けて全体1位で獲得し、11年は全体6位でアンソニー・レンドーンも指名した。また、10年オフにはFAでジェイソン・ワースを7年1億2600万ドルで獲得。成績自体は期待通りとは言い難いが、球団が勝利への意欲を見せた転機だった。

 19歳のハーパーが新人王を獲得した12年を皮切りに、8年間で5度のポストシーズン進出。その間、マックス・シャーザーやパトリック・コービンをFA市場で獲得するなど、リーグ有数の強豪チームへと変貌した。ハーパーは18年限りで去ったが、代わってホアン・ソトら新たな戦力も台頭。19年はモントリオール時代も含めて球団創設51年目で初めてのワールドシリーズ優勝を果たした。

文●城ノ井道人

※『スラッガー』2020年3月号より転載

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