▼セントルイス・カーディナルス
【評価】よくできました(A)
2000年代から黄金期を謳歌していたが、11年のワールドシリーズ制覇をもって名将トニー・ラルーサが勇退、また、主砲アルバート・プーホルスがエンジェルスへFA移籍と一時代に幕を下ろした。だが、ここで低迷期に陥らないあたりがカーディナルスらしさ。その後も13年のリーグ優勝を含めて15年まで5年連続プレーオフ進出を果たした。
ヤーディアー・モリーナやアダム・ウェインライトら主力の活躍はもちろん、マット・カーペンター、トレバー・ローゼンタールらドラフト下位指名選手を主力に育て上げる組織力の高さが目を引いた。19年はポール・ゴールドシュミット加入に加え、ジャック・フラハティやポール・デヨングら生え抜きの若手たち成長もあって4年ぶりの地区優勝。一度も負け越し年なしで6度のプレーオフ進出と、10年代もナ・リーグ屈指の強豪として存在感を発揮した。
文●城ノ井道人
※『スラッガー』2020年3月号より転載
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
【評価】よくできました(A)
2000年代から黄金期を謳歌していたが、11年のワールドシリーズ制覇をもって名将トニー・ラルーサが勇退、また、主砲アルバート・プーホルスがエンジェルスへFA移籍と一時代に幕を下ろした。だが、ここで低迷期に陥らないあたりがカーディナルスらしさ。その後も13年のリーグ優勝を含めて15年まで5年連続プレーオフ進出を果たした。
ヤーディアー・モリーナやアダム・ウェインライトら主力の活躍はもちろん、マット・カーペンター、トレバー・ローゼンタールらドラフト下位指名選手を主力に育て上げる組織力の高さが目を引いた。19年はポール・ゴールドシュミット加入に加え、ジャック・フラハティやポール・デヨングら生え抜きの若手たち成長もあって4年ぶりの地区優勝。一度も負け越し年なしで6度のプレーオフ進出と、10年代もナ・リーグ屈指の強豪として存在感を発揮した。
文●城ノ井道人
※『スラッガー』2020年3月号より転載
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!