▼サンフランシスコ・ジャイアンツ
【評価】よくできました(A)
2000年代後半のドラフトで指名した選手たちが10年代に入って躍動。10~14年の5年間で3度の世界一と「プチ黄金時代」を築いた。10年はマディソン・バムガーナー、バスター・ポージーと投打の有望株が揃って台頭し、サンフランシスコ移転後初の世界一。2人はディケイドを通じてチームの柱となった。
3度の戴冠はいずれもダークホース的な立場からで、勝負強さや泥臭さ、団結力を看板にしたチームカラーが特徴だった。だが、ディケイド後半は主力の高齢化にうまく対応できず。15年オフにジョニー・クエイトとジェフ・サマージャをFAで、17年オフはエバン・ロンゴリアとアンドリュー・マッカッチェンをトレードで獲得したが、どちらも成功したとは言い難い。19年を最後に名将ブルース・ボウチー監督が勇退し、バムガーナーもFAで移籍。一つの時代に終止符が打たれた。
文●城ノ井道人
※『スラッガー』2020年3月号より転載
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
【評価】よくできました(A)
2000年代後半のドラフトで指名した選手たちが10年代に入って躍動。10~14年の5年間で3度の世界一と「プチ黄金時代」を築いた。10年はマディソン・バムガーナー、バスター・ポージーと投打の有望株が揃って台頭し、サンフランシスコ移転後初の世界一。2人はディケイドを通じてチームの柱となった。
3度の戴冠はいずれもダークホース的な立場からで、勝負強さや泥臭さ、団結力を看板にしたチームカラーが特徴だった。だが、ディケイド後半は主力の高齢化にうまく対応できず。15年オフにジョニー・クエイトとジェフ・サマージャをFAで、17年オフはエバン・ロンゴリアとアンドリュー・マッカッチェンをトレードで獲得したが、どちらも成功したとは言い難い。19年を最後に名将ブルース・ボウチー監督が勇退し、バムガーナーもFAで移籍。一つの時代に終止符が打たれた。
文●城ノ井道人
※『スラッガー』2020年3月号より転載
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