●小深田大翔
[試合] 121 [打数] 391 [打率] .248
[本塁打] 3 [打点] 21 [OPS] .640 [盗塁] 5
評価:がんばりましょう(D)
2年目のジンクスか。球宴に初出場して2年連続で規定打席をクリアしたが、後半戦は精彩を欠いて出場機会も減少。遊撃守備では12失策、送球エラーは紅林弘太郎(オリックス)の倍を数えた。
●辰己涼介
[試合] 130 [打数] 374 [打率] .225
[本塁打] 10 [打点] 32 [OPS] .671 [盗塁] 6
評価:がんばりましょう(D)
ゴールデン・グラブ賞を初受賞。SNSで「#残念そこは辰己」が盛り上がりを見せたとおり、センターで数多くの名場面を作った。反面、開幕戦先頭打者初球本塁打を放った打棒は、尻すぼみ。
●太田光
[試合] 107 [打数] 240 [打率] .188
[本塁打] 4 [打点] 23 [OPS] .515 [盗塁] 1
評価:がんばりましょう(D)
右肩の「光ファイバー」は健在。盗塁阻止率.379はリーグ3位を誇った。則本の復活、早川の1年目をインサイドワークで支えたが、打撃は昨年9月の左肩痛の影響か、打率1割台に低迷した。
●山﨑剛
[試合] 56 [打数] 168 [打率] .256
[本塁打] 4 [打点] 24 [OPS] .725 [盗塁] 4
評価:よくできました(A)
小深田と入れ替わりで9月4日以降の全40試合で先発出場。打撃では山本由伸(オリックス)から10打数5安打など好投手を攻略した。守備では球際に強く、9月10日ロッテ戦の二飛は今なお鳥肌モノ。
●炭谷銀仁朗
[試合] 95 [打数] 153 [打率] .209
[本塁打] 4 [打点] 15 [OPS] .571 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
7月4日に巨人から電撃移籍し、捕手防御率2.92。石井監督に「雰囲気ある配球」と言わしめた。7月12日ソフトバンク戦では8回にレイのノーヒッターを阻止するヒットを放った。
●ディクソン
[試合] 38 [打数] 108 [打率] .167
[本塁打] 4 [打点] 15 [OPS] .592 [盗塁] 2
評価:ガッカリです(E)
石井GM兼任監督の補強第一弾は期待外れ。コロナ禍で来日が大幅に遅れたこともあり日本の野球に対応できず、三振率は34.1%。全スウィングの4割近くで空振りを喫するなど粗さが目立った。
●渡邉佳明
[試合] 45 [打数] 99 [打率] .273
[本塁打] 1 [打点] 7 [OPS] .675 [盗塁] 0
評価:可もなく不可もなく(C)
9月の再昇格後は打率.306をマーク。卓越したバットさばきで、10月5日ソフトバンク戦は初の4安打。その2日後には、益田直也(ロッテ)から左越えの決勝打を弾き返した。
●オコエ瑠偉
[試合] 42 [打数] 94 [打率] .223
[本塁打] 0 [打点] 6 [OPS] .525 [盗塁] 3
評価:ガッカリです(E)
高卒6年目もブレイクならず。左手手術の影響で一軍出場は五輪明けになり、OPSは自己ワースト。この2年間、二軍113打席で長打は4二塁打、一軍110打席で二塁打1本だけとパワー低下が気になる。
●銀次
[試合] 35 [打数] 91 [打率] .286
[本塁打] 0 [打点] 3 [OPS] .678 [盗塁] 0
評価:ガッカリです(E)
球団通算最多安打記録を保持するヒットメーカーも、ここ2年は不振。震災10年の今年は3月に右手首痛、7月に新型コロナ陽性判定と「全然、野球ができなかった」。来年は3年契約の最終年を迎える。
【監督】
●石井一久監督
66勝62敗15分 勝率.516(3位) 得失点差+25(3位)
評価:まずまずです(B)
主砲と外国人の不振で得点力が激減するなか、スクイズ成功8度など現実に即した采配と、強力ブルペン陣を楯に勝利を積み重ねた。課題になっていた1点差試合の勝率は4年ぶりに5割を超えた。
文●eagleshibakawa
【著者プロフィール】
信州上田在住。故郷の戦国武将・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える市井の野球好き。野村ID野球に感化され、2009年から様々なデータを集計しながら楽天を定点観測し、気づいたことをSNSなどで発信。
[試合] 121 [打数] 391 [打率] .248
[本塁打] 3 [打点] 21 [OPS] .640 [盗塁] 5
評価:がんばりましょう(D)
2年目のジンクスか。球宴に初出場して2年連続で規定打席をクリアしたが、後半戦は精彩を欠いて出場機会も減少。遊撃守備では12失策、送球エラーは紅林弘太郎(オリックス)の倍を数えた。
●辰己涼介
[試合] 130 [打数] 374 [打率] .225
[本塁打] 10 [打点] 32 [OPS] .671 [盗塁] 6
評価:がんばりましょう(D)
ゴールデン・グラブ賞を初受賞。SNSで「#残念そこは辰己」が盛り上がりを見せたとおり、センターで数多くの名場面を作った。反面、開幕戦先頭打者初球本塁打を放った打棒は、尻すぼみ。
●太田光
[試合] 107 [打数] 240 [打率] .188
[本塁打] 4 [打点] 23 [OPS] .515 [盗塁] 1
評価:がんばりましょう(D)
右肩の「光ファイバー」は健在。盗塁阻止率.379はリーグ3位を誇った。則本の復活、早川の1年目をインサイドワークで支えたが、打撃は昨年9月の左肩痛の影響か、打率1割台に低迷した。
●山﨑剛
[試合] 56 [打数] 168 [打率] .256
[本塁打] 4 [打点] 24 [OPS] .725 [盗塁] 4
評価:よくできました(A)
小深田と入れ替わりで9月4日以降の全40試合で先発出場。打撃では山本由伸(オリックス)から10打数5安打など好投手を攻略した。守備では球際に強く、9月10日ロッテ戦の二飛は今なお鳥肌モノ。
●炭谷銀仁朗
[試合] 95 [打数] 153 [打率] .209
[本塁打] 4 [打点] 15 [OPS] .571 [盗塁] 0
評価:まずまずです(B)
7月4日に巨人から電撃移籍し、捕手防御率2.92。石井監督に「雰囲気ある配球」と言わしめた。7月12日ソフトバンク戦では8回にレイのノーヒッターを阻止するヒットを放った。
●ディクソン
[試合] 38 [打数] 108 [打率] .167
[本塁打] 4 [打点] 15 [OPS] .592 [盗塁] 2
評価:ガッカリです(E)
石井GM兼任監督の補強第一弾は期待外れ。コロナ禍で来日が大幅に遅れたこともあり日本の野球に対応できず、三振率は34.1%。全スウィングの4割近くで空振りを喫するなど粗さが目立った。
●渡邉佳明
[試合] 45 [打数] 99 [打率] .273
[本塁打] 1 [打点] 7 [OPS] .675 [盗塁] 0
評価:可もなく不可もなく(C)
9月の再昇格後は打率.306をマーク。卓越したバットさばきで、10月5日ソフトバンク戦は初の4安打。その2日後には、益田直也(ロッテ)から左越えの決勝打を弾き返した。
●オコエ瑠偉
[試合] 42 [打数] 94 [打率] .223
[本塁打] 0 [打点] 6 [OPS] .525 [盗塁] 3
評価:ガッカリです(E)
高卒6年目もブレイクならず。左手手術の影響で一軍出場は五輪明けになり、OPSは自己ワースト。この2年間、二軍113打席で長打は4二塁打、一軍110打席で二塁打1本だけとパワー低下が気になる。
●銀次
[試合] 35 [打数] 91 [打率] .286
[本塁打] 0 [打点] 3 [OPS] .678 [盗塁] 0
評価:ガッカリです(E)
球団通算最多安打記録を保持するヒットメーカーも、ここ2年は不振。震災10年の今年は3月に右手首痛、7月に新型コロナ陽性判定と「全然、野球ができなかった」。来年は3年契約の最終年を迎える。
【監督】
●石井一久監督
66勝62敗15分 勝率.516(3位) 得失点差+25(3位)
評価:まずまずです(B)
主砲と外国人の不振で得点力が激減するなか、スクイズ成功8度など現実に即した采配と、強力ブルペン陣を楯に勝利を積み重ねた。課題になっていた1点差試合の勝率は4年ぶりに5割を超えた。
文●eagleshibakawa
【著者プロフィール】
信州上田在住。故郷の戦国武将・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える市井の野球好き。野村ID野球に感化され、2009年から様々なデータを集計しながら楽天を定点観測し、気づいたことをSNSなどで発信。