「うちと似てるなと思いました。打線がつながったら止まらない。阪神も同じやなと思いました」
森は阪神の印象を聞かれてそう答えた。
確かに、結果だけを見ると両チームは同じような野球を展開しているように見える。役割は真逆とはいえ、2日間同じような試合展開をしたのだから、持っている力量はほぼ同じだと言えるだろう。
しかし、チームづくり、戦うスタイルのアプローチがまるで異なる。
おそらく、ここからの戦いは「さまざまな選手を起用する」オリックスと、「ほぼ固定」の阪神の長所・短所がふんだんに出てくるシリーズになるかもしれない
戦いの舞台を甲子園に移して、どちらの戦い方が長所となって試合を制していくのか。
当然、戦いながらやり方を変えてくることもあるだろうが、このせめぎ合いが面白い。
文●氏原英明
【著者プロフィール】うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『SLUGGER』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。ライターの傍ら、音声アプリ「Voicy」のパーソナリティーを務め、YouTubeチャンネルも開設。このほど、パ・リーグ特化のWEBマガジン「PLジャーナル限界突パ」を創刊した。
森は阪神の印象を聞かれてそう答えた。
確かに、結果だけを見ると両チームは同じような野球を展開しているように見える。役割は真逆とはいえ、2日間同じような試合展開をしたのだから、持っている力量はほぼ同じだと言えるだろう。
しかし、チームづくり、戦うスタイルのアプローチがまるで異なる。
おそらく、ここからの戦いは「さまざまな選手を起用する」オリックスと、「ほぼ固定」の阪神の長所・短所がふんだんに出てくるシリーズになるかもしれない
戦いの舞台を甲子園に移して、どちらの戦い方が長所となって試合を制していくのか。
当然、戦いながらやり方を変えてくることもあるだろうが、このせめぎ合いが面白い。
文●氏原英明
【著者プロフィール】うじはら・ひであき/1977年生まれ。日本のプロ・アマを取材するベースボールジャーナリスト。『SLUGGER』をはじめ、数々のウェブ媒体などでも活躍を続ける。ライターの傍ら、音声アプリ「Voicy」のパーソナリティーを務め、YouTubeチャンネルも開設。このほど、パ・リーグ特化のWEBマガジン「PLジャーナル限界突パ」を創刊した。