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日本代表

「(本来の)オフェンスが戻りました」アジアカップ初戦へ、ホーバスHCが自信。直前のカタール遠征では平均94点と攻撃に手応え<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.08.04

男子代表を率いて2度目のアジアカップに臨むホーバスHC。6日の初戦に向けて自信を語った。写真:永島裕基(THE DIGEST)

男子代表を率いて2度目のアジアカップに臨むホーバスHC。6日の初戦に向けて自信を語った。写真:永島裕基(THE DIGEST)

 8月5日開幕の「FIBAアジアカップ2025」に出場するバスケットボール男子日本代表が、現地サウジアラビアのジッダで最終調整に臨んだ。

 日本代表チームは7月にオランダ、韓国、デンマークと計6試合の強化試合を行なった後、メンバーを12人に固めてカタールで非公開のゲームを2試合実施。7月30日のカタール戦は103-92、8月1日のサウジアラビア戦は85-78と、連勝で本番前最後の実戦を終えた。

 強化試合6試合はいずれも78得点以下、平均71.3点と攻撃面で課題を残した日本。トム・ホーバスHC(ヘッドコーチ)は「速いテンポで1試合80点は取りたい」と語っていたが、若手中心の布陣でトライアウトも兼ねていたこともあって、完成形とは程遠かった。

 それでも、最後の2試合は平均94点と本来目指すスタイルに近づいた模様。指揮官も「カタールでの2試合ですごく良い感じになりました。(この遠征から合流した富樫勇樹、馬場雄大、富永啓生の)3人はすぐシステムにフィットした。(本来の)オフェンスが戻りました」と、ベテラン合流後のチームへの手応えを口にしている。
 
 初戦は6日のシリア戦。前回の2022年大会でも戦った相手であり、その時はチーム全体で3ポイント27本成功(成功率51.9%。須田侑太郎が9本、富永が7本)と大爆発し117-56で大勝した。

 今回は当時ほど簡単なゲームにはならないだろうが、ホーバスHCは「自信はあります。シリア戦では、うちのバスケットをやりたい。(相手に)うちのバスケットにアジャストにさせるようにしたい」と意気込む。

 オフェンスでは3ポイント成功率40%以上で80得点超え、ディフェンスでは相手を70点以下に抑えることがホーバス・ジャパンの目指すスタイル。まずは初戦、好スタートを切れるか注目だ。

■「FIBAアジアカップ2025」日本代表メンバー

#2 富樫勇樹(PG/32歳/千葉ジェッツ)
#4 ジェイコブス晶(SF/21歳/フォーダム大)
#7 テーブス海(PG/26歳/アルバルク東京)
#13 金近廉(SF/22歳/千葉ジェッツ)
#14 狩野富成(C/23歳/サンロッカーズ渋谷)
#18 馬場雄大(SF/29歳/―)
#19 西田優大(SG/26歳/シーホース三河)
#23 ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(PG/22歳/サンロッカーズ渋谷)
#24 ジョシュ・ホーキンソン(C-PF/30歳/サンロッカーズ渋谷)
#30 富永啓生(SG/24歳/レバンガ北海道)
#91 吉井裕鷹(SF/27歳/三遠ネオフェニックス)
#99 川真田紘也(C/27歳/長崎ヴェルカ)

平均身長:193.6cm
平均年齢:25.8歳(※8月5日時点)

■日本代表 大会スケジュール
※日本時間。国名横のカッコ内はFIBAランキング(日本は21位)

8月6日(水)20:10~vsシリア(71)
【放送・配信】日本テレビ、DAZN、TVer

8月8日(金)20:10~vsイラン(28)
【放送・配信】テレビ朝日、DAZN、ABEMA

8月10日(日)20:10~vsグアム(88)
【放送・配信】テレビ朝日、DAZN、ABEMA

構成●ダンクシュート編集部
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