8月31日から9月7日にかけて、モンゴルの首都ウランバートルで「FIBA U16アジアカップ2025」が開催。日本バスケットボール界の若き精鋭たちが、世界への切符を掴むべく初の国際大会に挑んでいる。
この大会における最大の目的は、翌年に行なわれるU17ワールドカップの出場権を勝ち取ることだ。日本は2009年からの過去7大会中2大会で切符獲得を果たしており、今大会も突破条件である「ベスト4進出」を目指している。
過去7大会の結果とチーム内のスタッツリーダーは以下の通り。2013年の八村塁や18年の富永啓生ら、ここでの活躍がのちのA代表入りや渡米後の躍進につながっているだけに、現代表のパフォーマンスも要チェックだ。
■2009年大会 ※出場16か国(上位2か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:6位(2勝6敗)
チーム最多得点:田渡凌/19.6点
同リバウンド:晴山ケビン/10.8本
同アシスト:田野司/4.6本
■2011年大会 ※出場16か国(上位2か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:3位(6勝2敗)
チーム最多得点:杉浦佑成/14.9点
同リバウンド:馬場雄大/3.7本
同アシスト:金子大希/3.4本
■2013年大会 ※出場16か国(上位3か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:3位(6勝2敗)
チーム最多得点:八村塁/22.8点
同リバウンド:八村塁/12.6本
同アシスト:林祐太郎/3.9本
■2015年大会 ※出場15か国(上位3か国がU17W杯出場)
優勝:韓国
日本:4位(5勝4敗)
チーム最多得点:西田優大/18.2点
同リバウンド:三森啓右/6.1本
同アシスト:伊藤領/4.0本
■2018年大会 ※出場13か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:6位(4勝2敗)
チーム最多得点:富永啓生/17.5点
同リバウンド:横地聖真/5.0本
同アシスト:河村勇輝/4.3本
※新型コロナウイルスにより2020年大会は中止
■2022年大会 ※出場13か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:2位(4勝1敗)
チーム最多得点:川島悠翔/26.6点
同リバウンド:川島悠翔/11.2本
同アシスト:石口直/5.2本
■2023年大会 ※出場16か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:5位(5勝1敗)
チーム最多得点:高田将吾/16.0点
同リバウンド:ベネディクト研一郎/9.7本
同アシスト:中村颯斗/4.2本
上記7大会のうち翌年のU17W杯の出場権を掴んだのは2013年と2022年大会。13年は八村が得点で大会2位、リバウンドで同4位とチームを牽引。加えて台湾との3位決定戦では現大阪エヴェッサの牧隼利がチーム最多の23得点をあげ、世界への扉をこじ開けた。
なお、八村は翌14年のU17W杯でも平均22.6点を叩き出し、大会得点王の栄冠を獲得。日本は優勝したアメリカに84点差で大敗(38-122)するなど16か国中14位に終わるも、世界のバスケシーンにその存在を知らしめた。
22年大会は、現在シアトル大に所属し、昨年A代表デビューを飾った川島が大会得点王に輝く八面六臂の働きを披露。決勝ではオーストラリアに63-94で敗れたものの、日本を過去最高位の準優勝に導き、大会MVPにも選ばれている。
そのほかでも15年大会の西田、18年大会の富永&河村らが各世代の中心として牽引役を担ったが、世界大会への切符は掴めなかった。白谷柱誠ジャックを筆頭に有望株を揃える今大会のメンバーは、どこまで勝ち進めるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
八村塁から次世代エース候補・白谷柱誠ジャックへ。世界で戦う技とマインドを伝授「大事なのは競争心」<DUNKSHOOT>
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この大会における最大の目的は、翌年に行なわれるU17ワールドカップの出場権を勝ち取ることだ。日本は2009年からの過去7大会中2大会で切符獲得を果たしており、今大会も突破条件である「ベスト4進出」を目指している。
過去7大会の結果とチーム内のスタッツリーダーは以下の通り。2013年の八村塁や18年の富永啓生ら、ここでの活躍がのちのA代表入りや渡米後の躍進につながっているだけに、現代表のパフォーマンスも要チェックだ。
■2009年大会 ※出場16か国(上位2か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:6位(2勝6敗)
チーム最多得点:田渡凌/19.6点
同リバウンド:晴山ケビン/10.8本
同アシスト:田野司/4.6本
■2011年大会 ※出場16か国(上位2か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:3位(6勝2敗)
チーム最多得点:杉浦佑成/14.9点
同リバウンド:馬場雄大/3.7本
同アシスト:金子大希/3.4本
■2013年大会 ※出場16か国(上位3か国がU17W杯出場)
優勝:中国
日本:3位(6勝2敗)
チーム最多得点:八村塁/22.8点
同リバウンド:八村塁/12.6本
同アシスト:林祐太郎/3.9本
■2015年大会 ※出場15か国(上位3か国がU17W杯出場)
優勝:韓国
日本:4位(5勝4敗)
チーム最多得点:西田優大/18.2点
同リバウンド:三森啓右/6.1本
同アシスト:伊藤領/4.0本
■2018年大会 ※出場13か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:6位(4勝2敗)
チーム最多得点:富永啓生/17.5点
同リバウンド:横地聖真/5.0本
同アシスト:河村勇輝/4.3本
※新型コロナウイルスにより2020年大会は中止
■2022年大会 ※出場13か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:2位(4勝1敗)
チーム最多得点:川島悠翔/26.6点
同リバウンド:川島悠翔/11.2本
同アシスト:石口直/5.2本
■2023年大会 ※出場16か国(上位4か国がU17W杯出場)
優勝:オーストラリア
日本:5位(5勝1敗)
チーム最多得点:高田将吾/16.0点
同リバウンド:ベネディクト研一郎/9.7本
同アシスト:中村颯斗/4.2本
上記7大会のうち翌年のU17W杯の出場権を掴んだのは2013年と2022年大会。13年は八村が得点で大会2位、リバウンドで同4位とチームを牽引。加えて台湾との3位決定戦では現大阪エヴェッサの牧隼利がチーム最多の23得点をあげ、世界への扉をこじ開けた。
なお、八村は翌14年のU17W杯でも平均22.6点を叩き出し、大会得点王の栄冠を獲得。日本は優勝したアメリカに84点差で大敗(38-122)するなど16か国中14位に終わるも、世界のバスケシーンにその存在を知らしめた。
22年大会は、現在シアトル大に所属し、昨年A代表デビューを飾った川島が大会得点王に輝く八面六臂の働きを披露。決勝ではオーストラリアに63-94で敗れたものの、日本を過去最高位の準優勝に導き、大会MVPにも選ばれている。
そのほかでも15年大会の西田、18年大会の富永&河村らが各世代の中心として牽引役を担ったが、世界大会への切符は掴めなかった。白谷柱誠ジャックを筆頭に有望株を揃える今大会のメンバーは、どこまで勝ち進めるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
八村塁から次世代エース候補・白谷柱誠ジャックへ。世界で戦う技とマインドを伝授「大事なのは競争心」<DUNKSHOOT>
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