NBAの新シーズン開幕まで約1か月。激闘の幕が上がれば、怒涛の勢いで連日試合が繰り広げられていく。
そこで『THE DIGEST』では、開幕までに今季注目の記録を項目別に紹介していく。まずはポジション別のキャリア通算/平均得点記録。第1回はPG(ポイントガード)編だ。
※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け
■PG通算得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(15):オスカー・ロバートソン/2万6710点
2位(20):ラッセル・ウエストブルック*/2万6205点
3位(24):ステフィン・カリー*/2万5386点
4位(27):ジェリー・ウエスト/2万5192点
5位(36):クリス・ポール*/2万3011点
6位(37):デイミアン・リラード*/2万2598点
7位(39):ゲイリー・ペイトン/2万1813点
8位(53):ジョン・ストックトン/1万9711点
9位(58):トニー・パーカー/1万9473点
10位(70):アイザイア・トーマス/1万8822点
■PG平均得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(3):ルカ・ドンチッチ*/28.6点
2位(7):ジェリー・ウエスト/27.0点
3位(12):オスカー・ロバートソン/25.7点
4位(13):トレイ・ヤング*/25.3点
5位(14):デイミアン・リラード*/25.1点
6位(18):ステフィン・カリー*/24.7点
7位(21):シェイ・ギルジャス・アレキサンダー*/24.4点
8位(30):カイリー・アービング*/23.7点
9位(48):ディアロン・フォックス*/21.5点
10位(50):ラッセル・ウエストブルック*/21.2点
バスケットボールが生まれた当初、PGはボールをコントロールし、他の得点源にパスを回すのが主な役割で、スコアリングは二の次だった。よって、通算得点ランキングは最高でも全体15位と、全ポジションで最も低い。
そのなかでも、レジェンド選手では同じ1960年デビューのロバートソンとウエストが頭ひとつ抜けている。
通算トリプルダブル数(181回)で歴代2位を誇るロバートソンは、シンシナティ・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)に所属した全盛期に、1年目から7シーズン連続で2000点以上を奪取。同時代に怪物ウィルト・チェンバレンがいたため得点王獲得はならなかったが、この期間はすべてリーグ3位以内にランクインした。
NBAロゴのモデルとして知られるウエストも、2年目に頭角を現わすと、10年目の1969-70シーズンに平均31.2点で得点王を奪取。ロサンゼルス・レイカーズ一筋14年間で2万5000点以上を積み上げた。
現役ではウエストブルック、カリーの2人が通算得点でロバートソン超えを狙う。
前者は今季の所属先が決まっておらず未知数な部分も多いが、カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は昨季も出場70試合で1718得点(平均24.5点)をあげており、その力に衰えは見られない。今季中に“PG最多得点者”に躍り出る可能性は高い。
平均得点ランキングは、近年のガードのスコアラー化の流れを象徴するように、現役選手が席巻。なかでもドンチッチ(レイカーズ)は2年目以降すべてのシーズンで平均28点以上をマークしており、歴代でも3位につける。
ドンチッチとドラフト同期のヤング&ギルジャス・アレキサンダーの2人も、今季終了後にはさらに数字を伸ばしていそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】日米識者10人が厳選!ジョーダン、コビーらNBA最強スコアラーTOP10をお届け!
そこで『THE DIGEST』では、開幕までに今季注目の記録を項目別に紹介していく。まずはポジション別のキャリア通算/平均得点記録。第1回はPG(ポイントガード)編だ。
※ポジションは、選手のキャリアにおける主要ポジションで振り分け
■PG通算得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(15):オスカー・ロバートソン/2万6710点
2位(20):ラッセル・ウエストブルック*/2万6205点
3位(24):ステフィン・カリー*/2万5386点
4位(27):ジェリー・ウエスト/2万5192点
5位(36):クリス・ポール*/2万3011点
6位(37):デイミアン・リラード*/2万2598点
7位(39):ゲイリー・ペイトン/2万1813点
8位(53):ジョン・ストックトン/1万9711点
9位(58):トニー・パーカー/1万9473点
10位(70):アイザイア・トーマス/1万8822点
■PG平均得点TOP10
※カッコ内はリーグ全体の順位。*付きは現役
1位(3):ルカ・ドンチッチ*/28.6点
2位(7):ジェリー・ウエスト/27.0点
3位(12):オスカー・ロバートソン/25.7点
4位(13):トレイ・ヤング*/25.3点
5位(14):デイミアン・リラード*/25.1点
6位(18):ステフィン・カリー*/24.7点
7位(21):シェイ・ギルジャス・アレキサンダー*/24.4点
8位(30):カイリー・アービング*/23.7点
9位(48):ディアロン・フォックス*/21.5点
10位(50):ラッセル・ウエストブルック*/21.2点
バスケットボールが生まれた当初、PGはボールをコントロールし、他の得点源にパスを回すのが主な役割で、スコアリングは二の次だった。よって、通算得点ランキングは最高でも全体15位と、全ポジションで最も低い。
そのなかでも、レジェンド選手では同じ1960年デビューのロバートソンとウエストが頭ひとつ抜けている。
通算トリプルダブル数(181回)で歴代2位を誇るロバートソンは、シンシナティ・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)に所属した全盛期に、1年目から7シーズン連続で2000点以上を奪取。同時代に怪物ウィルト・チェンバレンがいたため得点王獲得はならなかったが、この期間はすべてリーグ3位以内にランクインした。
NBAロゴのモデルとして知られるウエストも、2年目に頭角を現わすと、10年目の1969-70シーズンに平均31.2点で得点王を奪取。ロサンゼルス・レイカーズ一筋14年間で2万5000点以上を積み上げた。
現役ではウエストブルック、カリーの2人が通算得点でロバートソン超えを狙う。
前者は今季の所属先が決まっておらず未知数な部分も多いが、カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)は昨季も出場70試合で1718得点(平均24.5点)をあげており、その力に衰えは見られない。今季中に“PG最多得点者”に躍り出る可能性は高い。
平均得点ランキングは、近年のガードのスコアラー化の流れを象徴するように、現役選手が席巻。なかでもドンチッチ(レイカーズ)は2年目以降すべてのシーズンで平均28点以上をマークしており、歴代でも3位につける。
ドンチッチとドラフト同期のヤング&ギルジャス・アレキサンダーの2人も、今季終了後にはさらに数字を伸ばしていそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】日米識者10人が厳選!ジョーダン、コビーらNBA最強スコアラーTOP10をお届け!
関連記事
- カリーの出現はバスケ界にとって「“贈り物”であり、“呪い”」。元同僚が主張「『自分にもできる』と思わせてしまう」<DUNKSHOOT>
- 元アシスト王ミラーが選ぶ“歴代トップ5PG”。マジック、トーマス、ストックトン、キッドに続き「彼は入れないと」と選出された5人目は<DUNKSHOOT>
- 「これを言ったら笑われたが…」元NBA選手が歴代ベストPG群に“意外な人選”「僕は彼のファンだから」<DUNKSHOOT>
- 「カリーはスコアラーだ」。殿堂入り選手のペイトンが“PG論争”を語る「今のNBAではSGをPGとして使っている」<DUNKSHOOT>
- NBAの歴代“ベストスコアラーチーム”を選定!ジョーダンやカリーら6人で得点王25回の超豪華布陣に<DUNKSHOOT>