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「兄貴のような存在で支えてくれる」サンズ加入のブルックスがブッカーとの関係を語る「対戦しなくてよくなったのはありがたい」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.10.13

ブルックス(右)がブッカー(左)との関係性について語った。(C)Getty images

 今オフにロスターを大幅に入れ替えたフェニックス・サンズは、他球団より一足早くトレーニングキャンプを始動。ここまで行なわれたプレシーズンゲーム3試合には、2勝1敗で勝ち越している。

 中国で開催されたブルックリン・ネッツとの『NBAチャイナゲームズ』は1勝1敗で終了。10月10日の1戦目はオーバータイムの末に132-127で勝利、続く12日の2戦目は109-111で惜敗した。

 今夏、ケビン・デュラントのトレードに巻き込まれヒューストン・ロケッツからサンズへ加入したディロン・ブルックスは、1戦目はシュート不発も18得点、2戦目は12得点をマーク。タフなプレースタイルで知られる武闘派スウィングマンは、新天地でエースのデビン・ブッカーと一緒にプレーすることについて、こう話していた。
 
「簡単だったね。トレードされた時、最初に電話したのはブック(ブッカーの愛称)だった。仲良くなろうと思ってね。彼は兄貴のような存在で、僕を支えてくれるんだ。彼の傍でプレーできて、彼を(対戦相手として)守らなくていいんだから、僕にとってはありがたいことさ」

 サンズのレギュラーシーズンは現地時間10月22日(日本時間23日)、本拠地PHXアリーナでのサクラメント・キングス戦で開幕する。決して下馬評は高くないが、ブルックスにはブッカーの"用心棒"として暴れ回ってくれることに期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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