専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「誰もお前を尊敬していない」グリーンがロケッツのブルックスを痛烈批判「チャンピオンシップを狙う上で足枷になる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.07

グリーン(左)はブルックス(右)の存在がロケッツの足枷になっていると指摘した。(C)Getty Images

グリーン(左)はブルックス(右)の存在がロケッツの足枷になっていると指摘した。(C)Getty Images

 今季、48勝34敗(勝率58.5%)の成績を残し、ウエスタン・カンファレンス7位で2年ぶりのプレーオフ進出を果たしたゴールデン・ステイト・ウォリアーズは、ファーストラウンドで第2シード(52勝30敗/勝率63.4%)のヒューストン・ロケッツを4勝3敗で下した。

 3勝1敗と先に王手をかけながら第5、6戦と連敗しタイに持ち込まれたウォリアーズだったが、敵地での第7戦で22得点のステフィン・カリーと20得点のジミー・バトラーに加え、バディ・ヒールドがプレーオフ自己最多の33得点をあげる活躍を披露し103-89でロケッツを退け、カンファレンス準決勝進出を決めた。

 そんななか、シリーズ終了後にウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、ロケッツのディロン・ブルックスを痛烈に批判した。

 グリーンは自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show with Baron Davis』の中で、第7戦終了時にブルックスがウォリアーズの選手たちと握手を交わさずコートを去った行動に対し、「誰もお前を尊敬していない」と非難。

 また、ブルックスが試合中にウォリアーズのステフィン・カリーの負傷した右手親指を意図的に攻撃したとされるプレーにも言及した。
 
「ディロン・ブルックスは試合後にコートを走って去った。誰とも握手をしなかった。ステフ(カリー)の手を狙っていたことも自分で認めていたよな? プレーする上での駆け引きとして理解はするが、そういうスタンスなら最後まで通せよ。記者会見でサングラスかけて“ビッグ・バッド・ウルフ(強気な悪役)”を演じていたのに、負けたら現実から逃げるのか? それじゃ尊敬なんてされるわけない」

 さらにグリーンは、「ディロン・ブルックスがこのシリーズで活躍できなかったのは、コート上の誰からも尊敬されていなかったからだ。そういう存在はチームにとってプラスにはならない。チャンピオンシップを狙う上で足枷になる。最終的には自分に跳ね返ってくるんだ」と自身の存在がロケッツにとってマイナスになっているとも語った。

 ブルックスはその挑発的なスタイルから“ディロン・ザ・ヴィラン(悪役)”と呼ばれており、テクニカルファウル数は2020-21シーズンから5年連続で2桁を記録。今季の16回はアンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)に次いでリーグ2位だった。

 そのほか、メンフィス・グリズリーズ時代の2023年のプレーオフでは、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズに対して「年寄りは気にしない。俺から40得点を奪わない限りは誰も尊敬しない」と挑発して話題になった(チームは2勝4敗で1回戦敗退)。

 今年のプレーオフは初戦から第5戦まで2桁得点をマークしたものの、ラスト2戦は計11得点、フィールドゴール成功率28.6%、3ポイントは0/6と精彩を欠いた。29歳のスウィングマンは、今回もプレー以外の部分で注目を集める形となった。

構成●ダンクシュート編集部

ロケッツ相手に攻撃面で苦戦するグリーンを指揮官がフォロー「彼はディフェンス面でゲームをコントロールできる」<DUNKSHOOT>

「彼は37歳だが…」バトラー不在のウォリアーズを勝利に導いたカリーをカーHCが称賛「最も良好なコンディションのアスリート」<DUNKSHOOT>

プレーインで今季最多の38得点を奪ったバトラー「みんな俺にもっとスリーを打ってほしいんだろうけど、俺はレイアップを好むのさ」<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号