ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、NBAキャリア７年目に向けて順調に調整を進めているようだ。

　現地時間10月14日のプレシーズンゲームは欠場したものの、その２日前のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では３本の３ポイントを含む16得点を奪取。好調ぶりを裏付けるように、レイカーズは球団の公式YouTubeで八村のシューティング動画を公開している。

「Guess How Many Threes Rui Makes in 11 Minutes（ルイが11分間で何本のスリーを決められるか考えてみよう）」とのタイトルで投稿された動画では、八村がチームスタッフとともに黙々と３ポイントを試投。コーナーのキャッチ＆シュートから始まり、動きながらのシュート、45度、トップ、逆サイドのコーナーへと順に移動し、さらにピック＆ポップからの３ポイントなど、実戦を想定した動きからひたすらシュートを放っている。

　最終的に11分間の動画内で70本の３ポイントを沈めた八村。試投した大半のシュートをネットに潜らせ、過去２年連続でチームNo.1の成功率を記録（一昨季42.2％、昨季41.3％）した腕を見せつけた。
  　一方、コート外では“意外な特技”も披露。14日に投稿された動画にて、鮮やかな「けん玉」の技でチームメイトを圧倒する姿が見られた。

　動画冒頭では、今季からレイカーズに加入したマーカス・スマートがけん玉に四苦八苦しているが、そこに八村が登場。31歳の先輩が見つめるなか、一発で“とめけん”（玉を真ん中の棒に刺す技）を成功させると、その後も“もしもしかめよ”のリズムで巧みに玉を移動させる意外な器用さを発揮した。

　夏には日本で中高生向けの本格的なバスケットボールキャンプを開催しつつ、自身のスキルも磨いて臨む今シーズン。スター軍団の中にあって八村メインの動画が立て続けに投稿されるのも、球団からの期待と人気の表れだろう。

　21日（日本時間22日）の開幕戦、万全の状態でコートに立つ背番号28が見られそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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