NBA

「いつボールを持ったか覚えてない」1本しかシュートを打てず無得点に終わった八村塁がレイカーズに警鐘「それじゃ勝てるわけがない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.12.03

八村がチームに警鐘を鳴らした。(C)Getty Images

 現地時間12月1日(日本時間2日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでフェニックス・サンズと対戦するも、最大25点差をつけられ108-125で完敗を喫した。

 この試合、レイカーズはルカ・ドンチッチが38得点をマークしながら9ターンオーバーとミスを連発。ドンチッチ1人に攻めさせるように仕向けられ、相手守備の術中にハマった結果、オースティン・リーブスが16得点、ディアンドレ・エイトンが12得点、レブロン・ジェームズが10得点と、オフェンスが機能せず得点分布に偏りが目立った。

 なかでも八村塁は、22分59秒コートに立ちながら、放ったシュートはたった1本のみとオフェンスにまるで絡めず。キャリア7度目の無得点ゲームとなってしまった。

 個人、チームとも今季ワーストゲームを喫した後で、八村は現状をどのように感じたのか。試合後の囲み取材で、背番号28は胸中をこう語った。
 
「今日の試合、自分がいつボールを持ったのか覚えてないね。まあそういうこともあるさ。この選手たちとプレーする以上、そういう覚悟はしているよ。それは理解している。でも今回、チーム全員が理解したと思う。それじゃ勝てるわけがないってね。

 これまで勝ってきた試合は、互いにパスを回し、信頼し合い、勝利のためにプレーしてきた。だから今回のゲームはタフだったけど、仕方ない。こういう試合はもう忘れて、次の試合に集中するしかないんだ」

 レイカーズの今後の日程は、いずれも敵地で4日にトロント・ラプターズ戦、5日にボストン・セルティックス戦、7日にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦と、イースタン・カンファレンスのチームとの遠征が組まれている。

 4日間で3試合を、それもアウェーでこなすタフなスケジュールのなか、サンズ戦で見えた課題をしっかり修正し、チームを立て直すことができるのか。今季の優勝を目指す上で、最初のターニングポイントとなりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】名門レイカーズでレブロン、ドンチッチと共演!NBAのスーパースターたちと渡り合う八村塁を特集!
NEXT
PAGE
【写真】八村が観戦に訪れた山本由伸と2ショット!